摂食障害と蘭 Eating Disorder Ran

初めての方へ

はじめまして。蘭と言います。1983年生まれ、現在は旦那さんと娘と息子の4人家族で神戸に住んでいます。その前までは、5年の過食嘔吐、嘔吐を辞めて完治するまで9年。全部で14年かけて摂食障害を克服しました。

おこがましいですが、その経験を活かし、渦中にいる方のお手伝いを旦那さんと2人でしています。お手伝いと言っても、専門家や医師ではないのでカウンセリングや診察など出来ませんが、その他の方法でいろいろやっています。詳細に関しては、メニューから探索してみてください。

昔はもう少し違うこともやっていました。長くなりますが、なぜこんなことをやってるかも含め時系列順にやってきた事を書いてみます。長文ほんとすみません。

始め、旦那さんの趣味というか、夫婦の会話がなくなるのを防ぐためか、音声収録というのを始めました。ICレコーダーを買って、それに向かって他愛もない話やテーマを決めてしゃべる。夫婦の会話を収録するという謎のお遊びです。その中で、私の摂食障害の話もしました。14年も経験したことなので、思ったより長時間話せてしまって、きっかけから克服まで、当時の心境など、旦那さんにそこまで話すのは初めてだったので、とても気持ちよかったことを覚えています。(今ではラジオというカテゴリでワンテーマを題材に雑談という形式で音声コンテンツを公開しています。)

それで、長時間収録したので、なんとなく収録した音声を公開してみようってことになりました。ほんとなんとなくです。公開方法には、youtubeにアップロードしたものをアメブロに貼り付けるというやり方をしました。まあ誰も聞きませんわね。見知らぬ夫婦の会話なんて。気にせずそのまま放置していたのですが、数ヶ月たった頃からメールがくるようになりました。共感しましたメールから、相談メールまで、そんなに沢山ではありませんが、数人の方からメールがきて、正直びっくりしました。あんな音声を聞くなんて、しかもメールまでくれるなんてと。でもなんか同じ体験をした同士、嬉しくなって、それでメールもしっかり返してました。文章下手ですが、なんとか時間かけて。

ただ、その中で、メールの文章だけでは相手のことが分からないことに気が付きました。雰囲気とか育ってきた環境とか、心境とか、やっぱり、摂食障害は深い問題なので、真剣に返答しようとしようと考えたとき、全く相手のことが理解できていないことに気が付いたのです。なので返答に困りました。誤解を生じるようなことを返答する恐怖もありましたし、とりあえず沢山質問して相手の状況を聞き出す事に専念しました。ただ、日に日に人数が増え、沢山の方とメールしているとさすがにしんどくなってきました。どうしようと悩んでいたところ、始めたのが摂食障害アンケートというものです。

名前、年齢、摂食障害歴、摂食になったきっかけ、家族関係、どんな食生活なのかとか、薬は何飲んでいるのとか、一気に沢山の項目を回答してもらう摂食障害アンケートというものを始めたのです。どんどん知りたいことが増えて、今では60項目近くになってしまいましたが、でも相手の状況や心情を表面上だけでもざっと知れるので、とても重宝しています。今ではそのアンケートは、摂食の経験を皆で共有するという役割も果たしています。

さて、アンケートのおかげで相手の事が一気に分かるようになりましたが、メール返答自体が難しくなってきました。なにせ文章が苦手で… 書いては消して書いては消して、ものすごく時間がかかって、時間かけたわりには大した内容の返答ができず…。そこで、文章より話す方がいいと思い、音声で返そうと考えました。アンケートを見ながら旦那さんと音声収録をし、youtubeにアップロード、それをメールに貼り付けて返信しました。これはよかったですね。自分の思いが一気に出せるし、時間かけずに返答できるので満足でした。

ただ、やってる中で、憶測で話すことが多くなってきたのに気が付きました。アンケートを見ていても表面上は分かりますが、奥深くの感情というか、より本音の部分というのが分からないですやっぱり。だから結局、憶測で仮定として答えてしまう。それが続きました。なんだかこれだとモヤモヤして、間違った発言をしてしまう可能性もあったので、ちゃんと答えたいという思いから、解決策を考えました。始めたのが実際にその方と話すということです。当時、Skypeという無料ネット電話があったので、それを利用してアンケートを元にその方とSkypeすることにしました。大体1時間くらいでしょうか。アンケートを書いてくれた方とSkypeでお話しました。これはよかったですね。直接話すわけですから、ナイス距離感です。どうせならその会話もブログを見てる方と共有しようと、収録して公開しました。もちろん、相手の了解をとってから収録しました。これが俗にいうSkype収録音声です。今は、子供がいるので中止していますが、120人くらいの方たちとSkypeした貴重な音声は今でもすべて聞くことが可能です。(残念ながら今は聞けません。)

摂食という共通キーワードでいろんな方とお話するのは、とても楽しかったです。そんなの初めてですからとても刺激的でした。その流れで、お遊びとして始めたのがSkypeBARです。お酒のバーをイメージしたグループ会話です。私と旦那さんがバーのマスターになって、みんながお客さんで複数人でおしゃべりしようというものです。だいたい土曜日の夜20時から22時まで、その2時間の間だけ営業し、来たい方だけ来てみんなでお話する。摂食というキーワードで集まった人たちで同時にしゃべるという事をしてました。重たい感じになるのかなと思ったのですが、それがまあ複数人になると気を使ってか、しょーもない話、他愛もない日常の話など、摂食とは関係ない話が大半で、かなり面白かったです。笑いが多いバーって感じで、今思えばすごくいい思い出です。これも子供優先にした為、今は中止してますが、過去に30回ほど行いました。それも全部収録していて、今でも全て聞くことが出来ます。(残念ながら今は聞けません。)数十人で話してる音声はカオスで結構笑えます。

とまあ、SkypeBARをしていたわけですが、どちらかというと、軽い話が多かったので、がっつり摂食の話をみんなでやろうって事になり、摂食障害カンファレンスというのも始めました。Skypeを通して、複数人で摂食障害に関することを議論するというものです。これは濃かったです。多様な意見が飛び交い、終始真剣で、勉強会みたいでした。こちらも収録して公開していますので、聞くことが可能です。(残念ながら今は聞けません。)いい思い出です。

さて、そんなこんなで、摂食の方とSkypeするようになり、そして中止になり、それでもアンケートは増え続けました。増えるのはいいのですが、Skypeでの会話はもう出来ないのでどうしたものかと、アンケートを書いてもらってそれっきり、それが嫌でした。せっかく60項目近くも一生懸命書いてもらったのにそれっきりって、だからどうしようか考えました。どうすればいいのか。考えた結果、SNSを作ることにしました。Facebookみたいなのです。ちょうどそういうのが話題になっていたのもあります。いろいろいじくって、まあ旦那さんがやってくれたのですが、摂食障害専門SNSを作りました。それが今でもやってる摂食障害専門SNS「Eating Disorder」です。「Eating Disorder」とは、英語で摂食障害という意味で、英語にすればかっこいいかなって程度の理由です。匿名、クローズドを守って運営しています。参加しないと中は見れないってのはとても重要ですし、匿名も大事です。そして参加条件は、アンケートを書くこと。その辺を軸にやっています。SNS内では、当事者や完治者たちが交流し合い、もちろん私たちも中で交流し、コメントしたり、いいねボタン押したり、日常のことを投稿したり、摂食で苦しい心の声を吐き出したり、支えあったり。初めての人でも歓迎ムードで楽しく、日常の軽い投稿も、苦しい重い投稿もできる雰囲気になっています。SNSのおかげで、アンケートを書いてもらった方とその後も繋がれるようになって、それっきりがなくなりホッとしました。もちろん、SNSに馴染めない方や苦手な方もいるので、全ては無理ですが、でもよかったです。

SNSをやってるうちに中で始めた企画があります。SNSメンバーに質問して回答してもらおうという「即席お悩み相談室」です。質問内容を一般募集し、SNSに投稿、SNS内で多様なコメントを集めようという企画です。過去にもいろいろ質問があり、今でも質問と回答の過去ログを見ることが出来ます。

さて、SNSが順調にいく中、時代は動画へと移り、わたしたちも音声だけでなく動画を撮ってみようという流れになってきました。最初は控えめに撮っていたのですが、その内、楽しくなってきて、今では休日に家族で外出するたび、道中からお店などで撮れる範囲で撮影しています。ほとんどは、夫婦のしょーもない日常会話ですが、たまに摂食の話をしたり、編集も適当なので完成度も低いですが、でも当初の目的だった夫婦の会話を減らさないようにする、ってのは叶えられて満足しています。旦那さんも喜んで外出してくれますし。とまあ、今でもそんなしょーもない映像を限定で公開しています。(こちらは、摂食障害専門SNS「Eating Disorder」限定公開です。)

そして、ある時、アンケートの項目にある「蘭と旦那に質問があれば書いてください」って項目の返事をしていないことに気が付きました。せっかく私達に質問してくれたのに、答えていないのは悪くて、それで始めたのが「蘭に質問・音声で回答」です。コツコツと今までの質問に答えていっています。アンケート内の質問とは別に、新たに質問・相談も受け付けていますのでよかったら質問してください。

あとは、オフ会もたまにやっています。過去には、東京、大阪、神戸などでやりました。実際に会うのは、とても緊張しますが刺激的で、なんといっても楽しいので今後も続けたいと思っています。不定期にやっていきます。

このくらいのタイミングでブログをリニューアルして今のサイトに引っ越しをしました。移ったと同時に始めたのが、摂食障害あるあるを匿名で記入できる掲示板です。不謹慎かも知れませんが、あるある(現実)を共感し合えればそれは素敵なことではないか、そう信じて始めました。その繋がりで、摂食障害を抱える人のひとりごと匿名掲示板も始めました。気づきを共有しようと始めたつもりですが、どうせだったらなんでもコメントできるようにしようと独り言として立ち上げました。摂食に関することをなんでも匿名でコメントすることができます。

というわけで、ざっと今までやってきたこと、今やっていることを書きました。他にも書ききれない企画もやっていますのでメニューから探索していただければと思います。いろいろ言われて何していいか分からないわ〜という方は、とりあえず過去に先輩方が残してきたアンケートをぜひ見ていってください。それは貴重な実録資料ですので参考になるかと思います。そして見て聞いて読んで、いろいろしたら次は自分自身が行動してみてください。調子がいい時に、できる範囲で、出来るタイミングで、できることを挑戦していってください。行動することで新しく見えてくるものもあるはずです。

以上、長文お疲れ様でした。ここまで読んでくれた事すごく感謝しています。本当にありがとうございました。これをきっかけにいろいろ繋がれたらとても嬉しく思います。よろしくお願いします。m(__)m

初めての方へ

はじめまして。蘭と言います。

1983年生まれ、現在は旦那さんと娘と息子の4人家族で神戸に住んでいます。

その前までは、5年の過食嘔吐、嘔吐を辞めて完治するまで9年。全部で14年かけて摂食障害を克服しました。

おこがましいですが、その経験を活かし、渦中にいる方のお手伝いを旦那さんと2人でしています。

お手伝いと言っても、専門家や医師ではないので、カウンセリングや、診察など出来ませんが、その他の方法でいろいろやっています。つづきを読む。


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