摂食障害と蘭 Eating Disorder Ran

(5)蘭の摂食障害きっかけから克服までの過程動画

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(文字起こしはきぴさんにまとめてもらいました。)

(旦那)どうも、こんにちは。
(蘭)どうもどうも。ま、蘭ちゃんの「摂食克服の過程」の続きやねんけど。
(旦那)はい。だいぶ時間空いたんですか?
(蘭)ま、今確認したら、「公園に行って本読んで昼間は時間を潰してた」っていうとこまで行っててんやん。
(旦那)うん。
(蘭)朝・昼・晩を食べる練習して、
(旦那)うん。
(蘭)その昼から夜の間の‘すごい長い時間’あるやん?
(旦那)うん。
(蘭)あと、朝から昼(にかけて)か。
(旦那)うん。
(蘭)その‘食事の間’っていうのを極力家に居ないようにする。
(旦那)うん。
(蘭)だから、蘭ちゃんは朝ごはんを食べたら図書館に行って本を借りてくるわけよ。8冊ぐらい。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、帰ってきて昼ごはんを作って食べて、で、食べたあとにまた公園に行って本を読んで、
(旦那)うん。
(蘭)帰ってくる、と。
(旦那)それが「克服過程」の9年間あるやん?それは、(その)初期の頃って考えていいの?
(蘭)初期の頃。ほんで、公園(から)帰ってまた家に戻ってくるやん。で次、夕方ご飯を買いに、また歩きに行くワケよ。
(旦那)うん。
(蘭)買いモン。お母さんと。
(旦那)うん。
(蘭)で、また帰ってきてご飯食べて、寝るまでの間また時間があるやん?ほんなら、兄弟が近くに住んでたから、
(旦那)うん。
(蘭)兄弟と一緒に歩きに行ったり、お母さんと一緒に歩きに行ったりしてたわけ。夜。
(旦那)うん。
(蘭)そんな感じ。とりあえず、歩かれへんかってんやん、蘭ちゃん。最初は。
(旦那)なんで?
(蘭)細すぎて。しんどすぎて。
(旦那)うん。
(蘭)だから、ま、食べて(から)「歩く」っていう運動をしてたわけ。
(旦那)うん。
(蘭)だから要するに、蘭ちゃん、摂食障害の「過食嘔吐」してた時って、運動をまったくしてなかってん。
(旦那)うん。
(蘭)その‘運動で痩せる’っていう概念がなかったから。
(旦那)うん。
(蘭)だから、もう極力歩いてなかってんやんか。
(旦那)うん。
(蘭)だから、体力もないし、とりあえず食べて運動するっていうか、‘帳消し行為’をするんじゃなくて、とりあえず「歩く練習」をしてたわけ。
(旦那)うん。
(蘭)‘リハビリ’みたいな。
(旦那)ご飯は‘しっかり’食べてた?
(蘭)‘しっかり’じゃないけど、自分が許せれるぐらいの範囲で食べてた。
(旦那)それは、お母さんが作ってた料理?
(蘭)うん、だからさっき確認したら、どこまで話したかってのを確認してたら、最初お母さんが作った料理をして(食べて)てんけど、どんどんどんどん自分が台所に入り込むようになって、
(旦那)うん。
(蘭)自分でグラム計ってやるようになっててんけど、だからもう「お母さんが作った料理」っていうのをあんま食べない感じになってたな。
(旦那)それ、初期の頃から?
(蘭)もう最初、ほとんど最初ぐらいの時から、もう(首を)突っ込む感じになってたな。
(旦那)うーーーん。どんなモン食べてた?
(蘭)とりあえず、肉が食べられへんから、
(旦那)うん。
(蘭)お母さんが作った料理の時は肉もちょっと入れてくれとってんけど、
(旦那)うん。
(蘭)やっぱり自分の中で「それはまだ早いな」って思っとったわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)「早い」っていうか受け入れられへんねん。
(旦那)うん。
(蘭)怖くて。
(旦那)うん。
(蘭)だから、
(旦那)炭水化物は?
(蘭)炭水化物もちょっと怖かった。
(旦那)うん。
(蘭)とりあえず、自分が許せたのが魚と野菜と豆腐、納豆。
(旦那)うん。
(蘭)まぁ、何やろ?豆類?
(旦那)うん。
(蘭)納豆とか豆腐とかそういうのと、あと‘魚’!
(旦那)うん。
(蘭)自分が好きな魚が、‘魚’っていってもやっぱ油っこいモンが欲しいわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)だから、‘鯛のアラ’を買って。
(旦那)うん。
(蘭)なんかどっかに家族で食べに行った時に、
(旦那)うん。
(蘭)‘鯛のアラ煮’っていうのを食べたワケよ。
(旦那)うん。
(蘭)それがすごい美味しかってん。
(旦那)‘濃い’もんな、アレ。
(蘭)ま、‘濃い’し、その、魚にしてはすごい油っぽい。
(旦那)うん。
(蘭)ゼラチンとかあるやん?目玉とか。
(旦那)ふふ(笑)‘目玉’はな(笑)
(蘭)これが、しかも安かってん。スーパーで。
(旦那)安いな。
(蘭)それを、鯛の頭を夕食に毎日食べてたワケよ。‘頭’と‘ガラ’みたいな感じを焼いて。
(旦那)結構、‘同じモン’を食べてたんや?
(蘭)そう。それと、‘大根おろし’をてんこ盛りと、
(旦那)うん。
(蘭)‘大根おろし’が‘(白い)ご飯’みたいな替わりやったわけよ。
(旦那)それ言ってたよな。
(蘭)うん。
(旦那)(白い)ご飯の代替えとして、
(蘭)‘大根おろし’食べて。
(旦那)うん。
(蘭)ほんでもう一品、‘切干大根’みたいなのを自分用に作って、大量に。
(旦那)でさ、‘グラム’を計ってたって言ってたやん?何を計んの?
(蘭)うーーーんと、
(旦那)魚は計るの?
(蘭)蘭ちゃん、‘ハマったら’結構続くねん。だからとりあえず、魚に‘ハマったら’魚はアラはまぁ、計らへんかってんけど、でも大体部位がわかるやん?
(旦那)うん。うん。買うときにな。
(蘭)ほんで、‘サーモン’にハマってた時があってんけど、(例えば)サーモンにハマったとするやん?
(旦那)うん。
(蘭)ほんなら「80g」。魚は80gだけ。
(旦那)あーーー。え?でもさ、パックに入ってるのってわからへんやん?200(g)くらい入ってるかもしれんやん?
(蘭)売っててん。「80g」って言うのが。
(旦那)80g・・・
(蘭)ほんで、もし‘刺身’の日があるとするやん?「刺身が食べたい。サーモンの刺身が食べたい。」と。
(旦那)うん。
(蘭)それを120gまで許してたわけ。自分の中で。ほんなら、店員さんに「120(g)まで切ってください」って言っとってん。
(旦那)へぇ。
(蘭)切ってくれるとこやったから、そこは。
(旦那)何で刺身はアップするの?グラムが。
(蘭)まぁ、なんか‘ヘルシー’に思えたんやろな?だから、自分の中で考えてやってたから、自分の中で「これでいいやろ」みたいな感じでやってたから。
(旦那)「思う」レベル、やもんな。ということは、
(蘭)自分の中で決めつけてた‘ルール’があって。
(旦那)(それは)「事実」とは、ちょっと違うわけやな?
(蘭)うん。でも、自分の中では納得いってたから、それで。で、あと‘計る’って言ったら、自分流のお好み焼きっていうのがあったわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)お好み焼きにハマった時があった。そしたら粉を計るわけよ。何でかしらんけど、「80g」が結構多かった。
(旦那)うん。
(蘭)炭水化物もうどんにハマったら、‘うどん80g’。
(旦那)うん。
(蘭)とか、パスタやったら、‘パスタ80g’。
(旦那)うん。
(蘭)まぁ、パスタなんか滅多に食べんかったけど。
(旦那)でも、今でもそれをやってるやん?粉を計ったり、麺類の乾麺を計ったりしてんねんけど、俺の中でそんな概念がなかったから、「あ、なるほどな」と思ってん。
(蘭)ま、だいたい一人前が80g~100gやねんな?どこの店でも。
(旦那)うん。
(蘭)何でも。
(旦那)うん。
(蘭)売ってるモンでも。
(旦那)うん。
(蘭)だから、計ったほうが、まぁ、いいやん?
(旦那)だから、要するに‘客観的事実’も多少あるかもしれんけど、根本的には‘自分が納得するかしないか’の問題で計ってたわけ?
(蘭)うん。
(旦那)計ったら自分が‘納得’して、吐かずに済む、と。いうことやな?
(蘭)そうそうそう。
(旦那)で、朝って何食べてた?
(蘭)朝は、その克服しようって決めた時の、決めた初期段階あるやん?
(旦那)うん。
(蘭)あの朝は、だから、お母さんが作ったモンとかやってんけど、自分で(台所に)入るようになってからは、
(旦那)うん。
(蘭)朝から‘アラ’。毎食、‘アラ’を食べとってん。
(旦那)ふっふふふ(笑)マジで?
(蘭)‘アラ’、プラス、あ、ちゃうわ。昼ごはんはうどんかなんか食べとってん。
(旦那)3(食)アラ?
(蘭)3(食)アラの時もあるし、2(食)アラの時もあるけど、朝から魚を食べてたワケ。その時は。
(旦那)へぇ~。
(蘭)だから、めっちゃ肌が綺麗やってん。蘭ちゃん。
(旦那)ゼラチンで?
(蘭)ツルツル。ピカピカやってん。
(旦那)ふーん。
(蘭)ほんで、
(旦那)え?‘アラ’だけを食べるわけじゃないやろ?アラ、大根(おろし)、切干大根、みたいなんじゃない?
(蘭)それは夜ごはんね。朝はもう、
(旦那)‘アラ’のみ?
(蘭)のみ。
(旦那)へぇ~。
(蘭)と、大根おろし。朝から大根すってたワケ。
(旦那)ふ~ん。
(蘭)ほんで、いつしか、めっちゃ歩いててんけど。
(旦那)うん。
(蘭)蘭ちゃん、スロットもしてたから。
(旦那)それは、過食を抑えるためにやってたわけ?
(蘭)何を?スロット?
(旦那)気を紛らわせるためにやってたワケやろ?
(蘭)そうそうそうそう。だから、昼ごはん食べたあとは、スロットに出かけたわけ。
(旦那)うん。
(蘭)そしたら、6時間ぐらい潰れるわけやん?
(旦那)うーん。え?そうなん?
(蘭)ほんで、帰ってきて、
(旦那)それ、上手くいった場合ってことじゃないの?
(蘭)うん、まぁ、だからもうお金が全くなくなったよね、その時。
(旦那)ふーん。
(蘭)貯金がゼロになったからね、蘭ちゃん。
(旦那)スロットのおかげで。
(蘭)スロットで。
(旦那)なるほど。
(蘭)もう、お母さんに「お金頂戴」っていうくらいお金がなくなったワケよ。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、まぁ、そうこうして「働かなアカン」って働きたくなってくるワケよ。
(旦那)なんで?
(蘭)稼ぎたいから、お金を。
(旦那)あーー。
(蘭)お金がないから。
(旦那)それは、だいたい‘何年目’くらいなん?
(蘭)何年目、とかじゃないで?ホンマにその1年?克服1年の間に進んだ話やから、これって。
(旦那)へぇ~~。
(蘭)その本にハマったとか、その食事どうのこうのとか、スロットでお金がなくなったって、もう、ホンマに3~5ヶ月ぐらいの話で。
(旦那)初期の初期や。
(蘭)かなり初期で、物事がブワーってなったわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、4月になったやろ?それが。克服過程の18才の4月。
(旦那)うん。
(蘭)「克服しよう!」って決めました。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、そっから働くまで、蘭ちゃんが本格的に給食に入ったんが9月やねん。
(旦那)給食のアルバイトやね?
(蘭)そう。それが9月。
(旦那)うん。
(蘭)その4月から9月の間は何ヶ月間ある?5ヶ月!
(旦那)うん。
(蘭)この間に車の塗装屋さんで働いたり、
(旦那)うん。
(蘭)夜にちょっとお酒飲む、
(旦那)居酒屋?
(蘭)スナックか。
(旦那)うん。
(蘭)スナックは、それは友達と体験入店みたいなんしたんやん。
(旦那)うん。
(蘭)それをしてみたり。
(旦那)うん。え・・・
(蘭)だから、車がピンクになったのもその間なわけよ。
(旦那)ふーん。
(蘭)うん。
(旦那)でもさ、
(蘭)うん。
(旦那)「治そう」って思った時ってのは29~30kgぐらいやったワケやん?
(蘭)うん。
(旦那)ってことは動くのも大変やん?
(蘭)うん。
(旦那)その5ヶ月でどのぐらい増えたの?体重は。
(蘭)だから、給食に入る時は40kgぐらい。
(旦那)わ!めっちゃ増えてる。10kgは増えてるワケや?
(蘭)10kg増えてる。だから、やっぱり食べだしたらすぐにむくむくきたわけよ。だから、もう体で体感する。「あ!脂肪がついてる!今!」っていうのがわかるぐらい。
(旦那)擬音語で言うたら何なん?
(蘭)‘むくむく’。
(旦那)ふふふ(笑)
(蘭)だから痩せるときは、シュワーって痩せたわけよ、蘭ちゃん。
(旦那)なるほど。
(蘭)自分でわかんねん。「痩せてる、今!」って。
(旦那)リアルタイムに?
(蘭)リアルタイムに。わからへんかな?これ?
(旦那)いや、わからへん(笑)
(蘭)ホンマにみるみる(痩せる)。自分が(目で)見て痩せて行ったんじゃないねん。なんか、体に‘異変’が起こってるっていう感じ?
(旦那)うん。
(蘭)「あ、今痩せてる!」っていうのがわかんねん、で、次は、克服する時は「あ、今脂肪が入ってる!」っていう感じ。
(旦那)ふーん。
(蘭)よくさ、なんか、「浮腫んでる」とか言うやん?女性が。
(旦那)うん。
(蘭)ああいう感じ。
(旦那)ああ。
(蘭)「あ!今キテルわ!太っていってんねんなぁ。」って。
(旦那)うん。
(蘭)それを受け入れるのは、もう、わざと自分を「無」の状態にしたって感じ?
(旦那)うん。
(蘭)あの、どれだけ意識しないかに集中した感じ。だから、自分の着る服も全部捨てて、
(旦那)うん。
(蘭)お母さんが作ってくれた服とか、ゴムが入ったようなのを自分で買ったりとか、大きいトレーナーを着たりとかして。自分の体型を見ない!鏡見ない!
(旦那)うん。
(蘭)ようにしてた。
(旦那)うん。
(蘭)でも、化粧はしてた。なぜか知らんけど、給食入るまではバッチリメイクしててん。何でかっていうと、メイクしてる時間もメイクのことしか考えないから、時間が潰せたわけよ。
(旦那)なるほど。
(蘭)だから、朝ごはん食べたあと、メイクをしてたわけ。バッチリ。別にどこも行かへんねんけど。働いてないから。
(旦那)うん。
(蘭)あ、でも塗装(屋)とか行っててんけど。
(旦那)うん。
(蘭)ま、とりあえず、オシャレっていうか、顔と髪の毛はオシャレしてた。
(旦那)でさ、なんでピンクに自分の車を塗装したん?
(蘭)なんでその話になったん?
(旦那)ふっふっふ(笑)いや、そのな・・・
(蘭)いや、蘭ちゃんマーチを買ったわけよ。車買ってん。免許取って。ミャ、マーチっていう。
(旦那)ミャーチ。
(蘭)初期のマーチを買ってんな。日産の。
(旦那)うん。
(蘭)それが、からし色やってんな。
(旦那)うん。
(蘭)あんまり、それが納得いかない色やってん。自分の中では。ただ、それが55万ぐらいで安かったワケよ。
(旦那)はい。
(蘭)中古車で。
(旦那)はい。
(蘭)それを買って、
(旦那)うん。
(蘭)からし色が気にくわんかって、ま、夜の仕事をちょっとしたわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)バーみたいなところでな。
(旦那)うん。
(蘭)そこで知り合った人が塗装屋さんやったわけよ。板金の。
(旦那)うん。
(蘭)で、あのー、「自分で塗ったらタダにしてあげるわ」って言われてん。「教えたるから」って言われて。
(旦那)うん。
(蘭)で、蘭ちゃんはそこを辞めて、板金屋さんに通うようになったわけ。
(旦那)うん。
(蘭)で、自分の車を板金して、
(旦那)うん。
(蘭)で、ピンクに塗ろうと思ったん何でかって言ったら、キティーちゃんを乗せたら可愛い車にしたかったワケよ。キティちゃんが好きやったから、大きいキティちゃんを乗せたかってん、後ろに。
(旦那)うん。
(蘭)で、ピンクっていっても、パステルカラーが好きやって、
(旦那)うん。
(蘭)白と赤を混ぜたらどんどんどんどん風船のピンクあるやろ?
(旦那)薄いピンク?
(蘭)(ピンクの風船と)同じ色。
(旦那)うん。
(蘭)あれにして、自分で塗ったワケよ。
(旦那)ふ~ん。その5ヶ月の中で「嘔吐したいな」って思う時はあったん?「過食したいな」って思うスイッチが入ろうとした時はあったん?
(蘭)だから、もうそこって、
(旦那)うん。
(蘭)(前の辛い時期に)戻るしかないやん?考えたら。
(旦那)そうやな。
(蘭)だから、もう絶対になりたくなかったから。そこに。
(旦那)‘意志’?
(蘭)うん。‘意志’があったから。
(旦那)うん。
(蘭)その、そんな事考えるより、「如何に自分がそれを忘れて」、
(旦那)うん。
(蘭)しかも「自分の食欲を満たせれる」かっていうのを考えてたわけ、蘭ちゃん。
(旦那)ふーん。‘太ること’に関しては、受け入れる事はできてた?
(蘭)だから、それもさっき言ったように、‘「無」になる’っていうか、‘そこのスイッチを切る’っていうか、
(旦那)うん。
(蘭)自分が、こう、太ってきてんねんけど、「もう何も意識しない」、「怖くない、大丈夫。」みたいな感じ。
(旦那)ってことは、その5ヶ月の間はスイッチは入ったことなかったんや?
(蘭)あ、「過食したい」とか?
(旦那)そう。
(蘭)その、‘スイッチ’っていうか、あの、‘リセット’っていう感じやな。
(旦那)うん。
(蘭)それで、初期の頃はワーってなってた。
(旦那)え?どういう事?
(蘭)何て言うかなぁ・・・
(旦那)食べてた?ってこと?いっぱい。
(蘭)食べて吐いたことは、
(旦那)ある?
(蘭)だから、今までに5回ぐらいあるって、言ってたやろ?
(旦那)うん。9年間でな。
(蘭)そう。だから初期の頃に2回ぐらいあった。それは。
(旦那)うーーん。
(蘭)それは、‘リセット’したかってん。
(旦那)何を‘リセット’したいの?
(蘭)規則正しく頑張ってんけど、
(旦那)うん。
(蘭)ちょっとそれより‘オーバーしてしまった’(とする)。
(旦那)うん。グラム?
(蘭)‘食べる量’を。だから80gやったら、それより‘予想外の物’を食べてしまった時に、
(旦那)うん。
(蘭)一口でも食べてしまう(とする)やん?
(旦那)うん。
(蘭)ほんなら、その1日を‘やり直したい’わけよ。‘やり直す’っていうか‘リセット’したいから、わざとウワーって食べたって感じ。
(旦那)吐いた?
(蘭)で、吐いた。
(旦那)うーん。
(蘭)だから‘食べたいから食べた’んじゃないねん。
(旦那)うん。
(蘭)‘リセットしたいから食べた’って感じ?
(旦那)まぁ、それが‘過食嘔吐’って感じやと思うねんけど。
(蘭)うん。
(旦那)その2つ以外(の過食嘔吐)はなかったわけ?
(蘭)それ2つ以外の、3回(の過食嘔吐)はもうわかっててやった、って感じやな。
(旦那)その、‘リセット’はもう起こらんかった?
(蘭)うん。
(旦那)‘(理想の量をを)オーバー’しても大丈夫やった?
(蘭)‘オーバー’しないようにやってたって感じ。自分の中で許せる範囲で、どんどん食事量が増えていったけど、それは自分で‘納得’しながらやってたから。生活を。
(旦那)じゃあ、‘オーバー’はしてなかったわけや?
(蘭)自分の中の‘オーバー’はしてなかった。
(旦那)完全に‘コントロール’してたわけや?
(蘭)‘コントロール’してたし、してたけど、どんどんどんどん自分にも許せる量も増えていったから。
(旦那)じゃあ、外食とかはしてないわけ?
(蘭)してたけど、もし居酒屋とか行くとするやん?誰かと。
(旦那)うん。
(蘭)ほんなら、もう、サラダと魚しか食べない。
(旦那)うん。
(蘭)そこはもう‘徹底’してた。普通やったら、シェアして食べるやん?友達とかと?
(旦那)うん。
(蘭)「ごめんやけど、シェアはできひん。」と。
(旦那)うん。
(蘭)もうわかってる友達やから、「友達は友達のぶんだけ頼んでね。私は私のぶんだけきっちり頼むから。」っていう感じ。
(旦那)だから、その時に、相手がそれに影響されて、相手の料理が不味くなるって発想がなかったわけやろ?
(蘭)うん。「許してくれる」と思ってたな。「許してくれてる」と思って。
(旦那)うーーん。
(蘭)やし、その子としか行かなかった。蘭ちゃん。食事は。
(旦那)うん。
(蘭)だから、他の人と食事ってのは、あんまり行かなかった。
(旦那)でけへんもんな。
(蘭)でけきへんから。迷惑やし。
(旦那)うん。で、身内はわかってくれてたんや?
(蘭)うん。そう、だから一番嫌やったんが、
(旦那)うん。
(蘭)家族で集まる時とかあるやん?正月とか。夏休みとか。
(旦那)うん。
(蘭)そういう時、自分だけ違うもの食べてた。
(旦那)あーーー。
(蘭)やし、しかも、その時は、今から考えたらすごい異常やってんけど、蘭ちゃん食べながら本読んどったんやん、昔。
(旦那)あー。それ何でなん?
(蘭)もう、なんか、本が好きすぎて。もう、‘こう’って思ったら、‘ずっとこう’って感じの性格やったから、やめられへんかったわけよ、それが。
(旦那)うん。
(蘭)だから、周りから見たら、すごい異様やったと思うねんけど、みんなでワーって騒いでる雰囲気あるやん?ユウキもうちの家来たら、あるやん?家族でみんな食事してる時って。あの中で、1人で本読みながら、違うもの食べてたわけよ。
(旦那)うーーーーん。しんどいな?
(蘭)うーーん?なんか、‘現実逃避’してたんかも知らんな。そのワーっていうのが嫌やから、自分の中で。でも、その中には(自分が)おんねんけど、(食べれないことで)自分が入れないわけやから。
(旦那)うん。
(蘭)一緒のモンが食べられない時点で。だから、本を読むことで、逃げてたわけ。多分。
(旦那)うん。
(蘭)で、もうさっさと自分は違う部屋に行って、
(旦那)うん。
(蘭)(その部屋に)おったわけ。
(旦那)うん、なるほど。それ、5ヶ月の中で、心境の変化っていうか、ポイントというか、
(蘭)何でそこおるん?こっち来てよ。
(旦那)ちょっと、待ってよ。
(蘭)声が遠いで、多分。
(旦那)焦げんねん、焦げんねん。
(蘭)ちょっと、消したら?
(旦那)(笑)
(蘭)臭いがもう、怪しいで?
(旦那)もう、できてるで?
(蘭)・・・・・・。
(旦那)よいしょ。一番、心境の変化あったのは、何なん?5ヶ月の中で。
(蘭)・・・・・・
(旦那)考え方が変わった、とか。
(蘭)考え方が変わった、っていうか、とりあえずは、「過食嘔吐がなくなった」っていうのは、すごい、何やろ・・・
(旦那)満足してた?
(蘭)なんか、廃人生活から抜け出せた感はあったよね。
(旦那)嬉しかった?
(蘭)まぁ、‘嬉しい’っていうか、‘人間になれた’っていう感じになったよね。
(旦那)へぇーー。
(蘭)それまでが、ぐちゃぐちゃやったから、蘭ちゃん。すごい短い年数の間で、色んなことがあったから、‘最後の最後に行き倒れた’って感じだったわけよ、蘭ちゃん。
(旦那)うん。
(蘭)そっから‘復活’したから、なんか‘救い出された’というか。
(旦那)うん。デメリットは?
(蘭)デメリットは、やっぱりその時はまだ、「本当にみんなみたいになれるんかな・・・」っていう疑問があったから、蘭ちゃん、ずっと。
(旦那)‘不安’があったんや?
(蘭)‘不安’があったし、
(旦那)うん。
(蘭)その、まだまだやん?自分の中では。
(旦那)うん。
(蘭)まだ、マイナスにいるわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)だから、そういう不安はあった。「一生、魚食うんか?」みたいな。「一生ずっと野菜を食べて、一生みんなと違う食べ物を食べるんか?」って。でも、まぁ、吐かないよりはましやし、「ま、いっか」ってのもあったし。
(旦那)やっぱり、
(蘭)うん。
(旦那)そういうふうに「嘔吐を完全に断ち切って、無理やり治そうとする方法」を取ったわけやん?蘭ちゃん。
(蘭)うん。
(旦那)で、大体は、また(嘔吐に)戻るわけやん?途中で諦めて。スイッチが入って。でも、蘭ちゃんはそれがなかったわけやん?それをやり通したわけやん?
(蘭)うん。
(旦那)その‘違い’は何なん?
(蘭)多分・・・
(旦那)意志?
(蘭)多分、蘭ちゃんは、あの時、仕事もしてなかったし、外部から(自分を)遮断したわけよ。シャットアウトっていうか、もう、「お母さんと2人で頑張ろう」って最初いったワケよ。そこじゃない?
(旦那)うん。
(蘭)他の人って多分、仕事してたり、
(旦那)学校行ってたり、
(蘭)学校行ってたり、‘人間関係’があるわけやんか、外での。
(旦那)うん。
(蘭)そしたら、外でのストレスもあるし、やっぱ他人の体とかも見るし、そういうモンもやっぱ影響あると思う。
(旦那)あと、1人でひきこもってたりしても、アカンかもしれんな?
(蘭)うーーーん。かなぁ?ま、助けてくれる人ってのが、側におらへん人もいるかもしれんし。
(旦那)1人より、サポートしてくれる‘専属サポート’してくれる人がおったほうがいいよね?あと、‘その他外部’は排除したほうがいい、ってことやね?
(蘭)あと、ま、蘭ちゃんみたいに、‘行くとこまで行ってしまった。これ以上下に行くことはない’っていう、
(旦那)開き直り?
(蘭)ま、開き直りっていうか、‘もう上にあがるしかない’っていう感じちゃう?‘死ぬ’か‘生きる’か、っていう選択肢になったっていう感じ。
(旦那)切羽詰まった‘背水の陣’、の状態やったから、意志が強い?
(蘭)うーーーん。まぁ、ホンマに戻りたくなかったから。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、お金もなくなった、と。スロットもして、もうアカンやん。これって。
(旦那)うん。
(蘭)で、しかも、まぁ塗装もしたし。
(旦那)ピンクの?
(蘭)ピンクにして、ほんでそこの人間関係ももう終わったし。
(旦那)うん。
(蘭)「働きたいな」と思うようになったわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、食事作るんは好きやったから。その時は。
(旦那)うん。
(蘭)自分は食べへんねんけど、好きやったわけよ、なんか。するんが。台所に立って。
(旦那)うん。
(蘭)だから、まぁ、給食は朝から夕方やし、仕事が。
(旦那)うん。
(蘭)で、残業とかもないやん?多分。
(旦那うん。
(蘭)作って終わり、って。まぁ、全然知らんねんけど、イメージでそう思ってたワケよ。学校って朝行って、夕方帰るよね?っていうイメージがあったワケ。働いてる人も、そうやんな?みたいな。
(旦那)あのー、求人情報を見てたってこと?
(蘭)見てない。
(旦那)見てない!?
(蘭)見て、あ!見てたけど、仕事探す時は。
(旦那)うん。
(蘭)でも、どれもピンと来ーへんワケよ。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、給食の前は、車を運転するんが好きやったから、
(旦那)うん。
(蘭)フジカラーの配達を1回働いたワケよ。1ヶ月ぐらい。あの、富士フィルム。フィルムをドラッグストアかなんかに出したら、現像してくれるやん?
(旦那)うん。
(蘭)そこの店舗まわりみたいなのをして、
(旦那)うん。
(蘭)ルートでこう回収するそういう仕事をしててんけど、
(旦那)うん。
(蘭)本部で工場があって、フィルムを出すねんけど、その時にその工場がめっちゃ臭かってんやんか。
(旦那)うん。
(蘭)フィルムのなんか変な液体の臭いが。
(旦那)うん。
(蘭)それが受け付けんくて、やめたんやん。
(旦那)うん。
(蘭)で、やっぱもっとちゃんとした仕事がいいいかなー、思って。
(旦那)給食はどうやって見つけたん?
(蘭)あのー、
(旦那)求人?
(蘭)求人っていうか、電話したんかなぁ、市役所に。
(旦那)うん。
(蘭)市役所に電話したか、その町の広報見てアルバイト募集見たんか忘れたけど、
(旦那)うん。
(蘭)登録制やってんやん。だから、登録してもいつ電話がかかってくるかわからん、ていう感じ。
(旦那)うん。
(蘭)だから、すぐ採用とかじゃなかったワケよ。
(旦那)登録して、ちょっと間経ってから電話かかってきた、って感じ?
(蘭)うん。あのー、「○○さん、××学校に来てください」みたいな。
(旦那)へ~~。
(蘭)あの「(枠が)空きましたんで」みたいな。
(旦那)あ~。
(蘭)あの、要するに「正社員の人が休んだ‘臨時’で入ってください。」ってことやったから、またいつ切られるかわからん感じのアルバイトやわ。
(旦那)へぇ~。それで良かったん?
(蘭)うん。まぁ、とりあえずはそれで良かった。アルバイトやから。ほんで、まぁ、行って、行ってんけど、
(旦那)うん。
(蘭)やっぱり食べられへんわけよね。
(旦那)あぁ。自分の決めたやつじゃないとな。
(蘭)うん。ごはんとか食べられへんねやんか。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、まぁ、やっぱりそれは言わなアカンやんか、何でかって言うのを。「おかしい」ってみんな思うから。
(旦那)うーん。例えば、その朝から夕方までっていうのは、何時~何時まで働くの?
(蘭)決められてて、8時15分に出勤して、アルバイトは16時までやったかな?
(旦那)てことは、昼ごはんを一緒に食べなアカンってこと?
(蘭)うん、そうそうそう。
(旦那)それって、給食のメニューを食べなアカンってことなん?
(蘭)食べなアカンねんけど、まぁ別に自分でそれは操作できるわけや。
(旦那)(自分で)よそうわけや?
(蘭)(自分で)よそうわけ。
(旦那)ふ~ん。でもそれは食べられへんかったわけや?
(蘭)うん。それ、もう蘭ちゃん忘れてんけど、それホンマのこと言ったんか、言ってないんかわからへんねんけど、とりあえず「食べれないんです、私は」っていう感じで最初に言っとって。
(旦那)うん。
(蘭)で、みんな多分心の中ではどう思ってるかわからへんけど、みんないい人らやったから、
(旦那)うん。
(蘭)それに関して何も突っ込まないワケよ。
(旦那)うん。
(蘭)「ああ、そうなんや」みたいな感じで。
(旦那)ってか、病気の事は言ってないわけ?
(蘭)言ってたか言ってないか、忘れてんけど。あ、言ったんかもしれんな。で、「今、克服過程なんです。頑張ってるんです。」みたいな感じやったんかもしれん。
(旦那)ふ~ん。理解はしてくれてんの?それは。
(蘭)うん、みんなわからんなりには、まぁ、あんまり深くも入りたくもないし、そっとしてくれてる感じ(笑)
(旦那)うん。
(蘭)で、
(旦那)確かに、その40kgで入ったら割と‘ガリガリ’やん?
(蘭)そう、だからみんなちょっと‘腫れモノ’に触るような感じで接してくれんねやん。
(旦那)うん。
(蘭)みんな、優しい人らやって、
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、まぁ蘭ちゃんも体力ないなりに、自分ができる仕事っていうのを、まぁやってたわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)だから‘作る’っていうのはしなかった。下(しも)処理。皮剥いたり、掃除したりって、もうそこの学校では、できるだけメインのことはしない。
(旦那)何でなん?
(蘭)いや、まぁ、アルバイトやから。やし、別にもう何ヶ月で辞める感じの対応やから、向こうも。
(旦那)うん。
(蘭)でも、みんないい人やし、ま、蘭ちゃんも深く入り込まずに、自分ができること、決められたことをやってたワケ。
(旦那)うん。
(蘭)その時の食事っていうのは、朝はヨーグルト1個。
(旦那)あら、減ったね。‘アラ’がなくなったやん。
(蘭)うん、まぁ、車で出勤やし。
(旦那)あ、そうなんや。
(蘭)うん、蘭ちゃん、車で出勤してた。
(旦那)別に、車出勤でも、‘アラ’は食べれるやん?
(蘭)食べれるけど、もう、あのー、‘便秘’やってん。めっちゃ。
(旦那)うん。
(蘭)あ、1個言い忘れてたけど、その‘過食嘔吐やめる’のと一緒に‘下剤を飲む’のもやめたわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)そしたら、一週間、二週間なんか平気で出えへんワケよ。
(旦那)うん。
(蘭)うんちがまったく出えへんねん、食べてんのに。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、お母さんとかは「ごはんとか食べないからやろ?」って言われてんや。
(旦那)うん。
(蘭)「炭水化物とか食べたら押し出されるから」って言うねんけど、蘭ちゃん言うこと聞かへんから(笑)
(旦那)うん。
(蘭)意地でも食べんかったワケよ。怖いから、炭水化物を。
(旦那)うん。
(蘭)で、でも、下剤飲まないから出えへんやん?で、ま、色々調べてたら、やっぱりヨーグルトがいいって知って、
(旦那)おお。
(蘭)ほんで、朝ヨーグルトを毎日1個。あるやん?パックのちっちゃいの。
(旦那)うん。
(蘭)なんか、めっちゃ効くような、宣伝でやってるような。
(旦那)3つ入りぐらいのやつ?
(蘭)うん、ビ、
(旦那)ビフィズス菌みたいな?
(蘭)なんやろ、‘ビヒダス’じゃなくて、何て言うん、名前。忘れたけど、色々試してたワケよ。ほんなら、一週間に一回ぐらいすごい大きなうんちが出るっていう現象が起こってん。
(旦那)うん。
(蘭)一週間に一回やで?
(旦那)それは、さ、
(蘭)うん。
(旦那)お腹空かへんの?
(蘭)だから、それを食べるやん?
(旦那)うん。
(蘭)ほんなら、いつもコーラをいっつも持って行っとってんやん、給食に。
(旦那)コーラっていうのは、普通のコーラ?
(蘭)いや、ペプシネックスみたいなゼロカロリーの。
(旦那)うん。
(蘭)と、あとキシリトールガムを持っとったワケよ。
(旦那)うん。
(蘭)それを大量に買っとったワケよ。
(旦那)1.5リッター?
(蘭)あ、コーラ?
(旦那)うん。
(蘭)コーラは1日1.5リッターぐらい飲んどったかな。
(旦那)1.5リッターを持ち歩いてたん?
(蘭)いや、違う。ペットボトルに分けて、
(旦那)うん。
(蘭)500(ml)を持って行っててんやんか、学校に。
(旦那)うん。
(蘭)キシリトールガムと。
(旦那)うん。
(蘭)それを、噛みながら飲みながら、車を運転して行っとって。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、給食始まるやん?働いて、で、給食のご飯は、野菜と、もうほとんど野菜ばっかり食べてた。
(旦那)うーーん。
(蘭)野菜と肉を炒めたモノも、肉を除いて野菜ばっか食べてたワケよ。
(旦那)うーーん。
(蘭)ほんで、その仕事、・・・っていうか午前中の仕事が終わって、ご飯食べて、んで、午後の仕事までまた時間が、休憩みたいなのが一時間ぐらいあってやんか?
(旦那)うん。‘おやつの時間’やん?
(蘭)‘おやつの時間’・・・まぁ、みんなおやつ食べてたけど。おばちゃんとかは。
(旦那)うん。
(蘭)でも、蘭ちゃん、ガム食べてひたすら過ごして。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、開始。午後の仕事、開始。後片付け、洗い物して。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、帰るまでに時間があんねん。16時までに。
(旦那)うん。
(蘭)一時間ぐらい。
(旦那)うん。
(蘭)まぁ、他の正社員の人とかは何か書き物したり、
(旦那)うん。
(蘭)蘭ちゃんアルバイト、なんもすることないやんか?
(旦那)うん。
(蘭)その間また、本読んで、ずっーと。
(旦那)うん。
(蘭)で、車で帰る時、またガム噛んで。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、帰ったら、夜ご飯までに時間があるやろ?
(旦那)うん。
(蘭)ほんなら、また買い物行くわけよ。歩いて。
(旦那)それはお母さんと行ってた?
(蘭)うん。魚買いに行っとってん。蘭ちゃんは。食べる(ための)。
(旦那)じゃ、ガム結構量いるよね?
(蘭)めっちゃ買ってた。箱買い。
(旦那)うん。
(蘭)箱買いしとった。ストック。
(旦那)で、一日に3本ぐらい食べてたんや?
(蘭)うん、そうそうそうそう。
(旦那)で、コーラ、1.5リッター。
(蘭)で、煙草吸って、みたいな。
(旦那)あ、煙草も吸ってたんや?その時。
(蘭)なんか、ストックする癖があってんな、蘭ちゃん、多分。
(旦那)うん。
(蘭)だから、煙草もストックしてたし、ガムもストックしてたし、常に自分の中に要るモノは絶対にストックしてたわけ。
(旦那)うん。
(蘭)今も、その傾向は残ってるかもしれんけど(笑)
(旦那)あるね。
(蘭)うん。だから、安心すんねん。あったら。「ない!」って焦りたくないから、常にストックしてて。ほんで、9月からその給食に入るやんか?
(旦那)うん。
(蘭)そしたら、二学期だけやってん。それ、いるって。
(旦那)何がいる?
(蘭)その、学校に蘭ちゃんが居るのって、
(旦那)あぁ。
(蘭)二学期だけ。二学期っていうか、二学期は9月から12月やろ?
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、3ヶ月間その学校におって、「はい、もう休んでた人が復帰するんで」ってなってんけど、
(旦那)うん。
(蘭)蘭ちゃんは、切れずに、
(旦那)切れずに、
(蘭)また「違う学校で休んでる人がいるんで、そっち行ってください」って。
(旦那)へぇ~。
(蘭)で、最初中学校やったんが、次、小学校になったわけよ。
(旦那)ふーん。
(蘭)で、それが、次の年の1月から3月か。3ヶ月間、そこに居てん。
(旦那)ちょっと待って。昼に、給食の野菜を食べてたワケやん?その量っていうのは、どうやって決めてたん?
(蘭)何かな、野菜ってなんぼでも食べてもいいと思っててん、自分で。自分の中で。
(旦那)ふーん。
(蘭)だから、お腹いっぱいになるまで、食べてた。
(旦那)ふーん。
(蘭)だから、お椀、味噌汁のお椀があったらそれをこんもり食べてたぐらい、野菜は。
(旦那)で、働くようになったら、ストレスを抱えるワケやん?多少なりとも、人間関係もできるし、見る目もあるやん?で、被害妄想も出てくるワケやん?それで、スイッチとか入らへんかったん?
(蘭)あのね、働いてる人が結構年配の人。
(旦那)うん。
(蘭)と、あと1人男の人が‘長’でおったわけ。主任さん。
(旦那)うん。
(蘭)主任さん以外、みんな‘おばちゃん’って言ったら失礼やけど、50代以上の人ら。
(旦那)うん。
(蘭)で、なんか「細いなぁ。もっと太りいや!」ぐらいの人らやねん、みんな。
(旦那)‘悪’がないってことやろ?
(蘭)全くなく、何やろ、むしろ「もうちょっと肉つけたら?」ってぐらいの感じで見てくれる人らばっかりで。
(旦那)うん。‘親’目線やな?
(蘭)うん、‘親’目線やなぁ。で、みんな優しいし。ほんで、
(旦那)居やすかった?
(蘭)居やすかった。居心地良かった。
(旦那)ふーん。
(蘭)ほんで、2回目に行った学校が、ほんで男ばっかりやねん。
(旦那)あ、そうなんや。
(蘭)で、1人、主任さんが女の人。で、蘭ちゃん基本、その女の人とばっかし喋ってて。
(旦那)女同士。
(蘭)女同士っていうか、まぁ、その人、蘭ちゃんが来る前は、その人だけやってん。女の人が。
(旦那)うん。んや?
(蘭)嬉しかったんかどうかはわからへんけど、よく喋ってくれて。
(旦那)うん。
(蘭)で、まぁ、その時も、自分ができる仕事ばっかり。下(しも)処理。人参剥いて、玉ねぎ剥いて、とかで、あとは片付け。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、
(旦那)それ、下(した)処理って言うんじゃない?
(蘭)下(した)処理?
(旦那)シモ処理って言ったら、何か怪しいよ?(笑)
(蘭)あははは(笑)
(旦那)はっははは(笑)
(蘭)下処理してて、ほんで、そこも三学期だけで、
(旦那)うん。
(蘭)というか、まぁ、まぁ、そうか、あんまり内状言ったらアカンから。
(旦那)別に言わんでええで。
(蘭)お腹がグーグー言ってる(笑)
(旦那)心境の変化やね?働くようになったら、やっぱりその、初期の5ヶ月とまったく環境が変わるわけやん?その中で、あの、摂食を治して行かなアカンやん?その心境の変化や、メリット、デメリットは?
(蘭)メリットは。
(旦那)うん。
(蘭)そのー、要するに、そのー、給食入る前ってかなり‘自由’やったワケよ。
(旦那)そうやんな。
(蘭)だから、スロット行ったりとか、
(旦那)うん。
(蘭)で、もっとラムネ食べたりとか、っていう、コーラ飲んだりとかっていう量が多かったワケよ。それがなくなってん。
(旦那)それがメリットやな?
(蘭)うん。
(旦那)ほんで、昼ご飯も全然違うものが毎日食べれてたワケよ。
(旦那)うん。
(蘭)野菜ばっかやけど。
(旦那)うん、うん。
(蘭)だから、そういうメリットがあった。
(旦那)うーーん。
(蘭)だから、朝から夕方までの時間を調整しなくても、勝手に強制的におれるようになったわけよ。
(旦那)まぁ、暇つぶしが仕事になったわけや?
(蘭)うん。
(旦那)で、夜は、‘アラ’を食べてたわけや?
(蘭)‘アラ’じゃないな。その時は魚食べとったんちゃうかな?塩サバ。アラじゃなくて違う塩サバとか。
(旦那)ふーん。味見とかってしてた?給食の時。
(蘭)だから、その学校の時も下処理。
(旦那)うん。
(蘭)で、次、4月か。違う中学校になったわけよ。
(旦那)ああー。
(蘭)ここで、蘭ちゃんに‘転換期’がきたわけよ。
(旦那)ほー、それじゃあ、次にする?
(蘭)もうやめる?
(旦那)うん。
(蘭)そうなん?もう飽きたん?
(旦那)いや、そういうワケじゃないけど、「お腹空いた」って言ったから。
(蘭)いや、まだ、でも、まだ大丈夫。
(旦那)まぁ、いいよ。どうぞ。
(蘭)‘転換期’が来て、
(旦那)体重はどのぐらいまで増えたん?その時点で。
(蘭)おいや、まだ、43(kg)とか。
(旦那)ふ~ん。
(蘭)蘭ちゃん、ジムも行っててんやん。体力つけな、思って。給食で体力いるから。
(旦那)うん。
(蘭)だから、ま、なかなか増えへんかったんかな?43kgから。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、次の学校行って、
(旦那)うん。
(蘭)そしたら、やや、厳しめの人が何名かおられたわけや。
(旦那)それも期間限定なん?次のとこも。中学校→小学校、また小学校、ってこと?
(蘭)うん、その時、期間限定かどうかもわからへんかって、その時は中学校やって。
(旦那)うん。
(蘭)で、蘭ちゃんの噂ってのは回ってたわけ。
(旦那)うん。
(蘭)その学校の人らに。「この子は変な子よ。」って。
(旦那)え?「変な子」で通ってたん?
(蘭)要するに、ご飯を食べない、ガムばっかり噛んでる、コーラ飲んでるよ、ピンクの車よ、って言う、
(旦那)ははは(笑)
(蘭)変な噂が回ってて。
(旦那)まぁ、そうやな。
(蘭)ま、そら、そうやろ(笑)
(旦那)インパクトは強いな。
(蘭)今から考えたら、すごい変な子や。蘭ちゃんから見ても。多分。
(旦那)髪染めてたんちゃうん?そん時って。
(蘭)いや、もう、髪は茶髪やってんけど。
(旦那)で、細いし。
(蘭)うん。細いし、なんも役たたんで、みたいな。
(旦那)うん。
(蘭)でも、その蘭ちゃんが冬に行ってた小学校あるやろ?
(旦那)うん。
(蘭)2回目に行った小学校の時に、たまに応援が来るねんな?
(旦那)うん。
(蘭)そこの誰かが休んだら、(人が)足りないから応援に来るねん。他の学校から。
(旦那)うん。
(蘭)その応援に来てた人が、次に行く学校の人やって、その応援に来てた人が、蘭ちゃんは、朝早く、人一倍早く来て、朝の準備をしてる、っていうのを見られてたわけよ、蘭ちゃん。
(旦那)うん。
(蘭)蘭ちゃん、自分が出来ることはやろう、と思ってたから、
(旦那)うん。
(蘭)自分が早く来て、鍵を開けて、朝の準備を全部やってたわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)それを見てた人がおったわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)で、その人は、すごい厳しくて優しい人やったわけ。
(旦那)うん。
(蘭)だから、蘭ちゃんの‘良いとこ’を見てくれてたわけな。その人は。
(旦那)努力を見てくれてたワケや。
(蘭)そうそうそうそう。ほんで、蘭ちゃんはその人がおるって知ってたから、そこの学校に行きたかったわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)なんやろ、惹きつけられる部分があって。その人に。
(旦那)うん。
(蘭)で、運良くその学校で働けたんやけど。でも、その人やっぱ厳しいから、
(旦那)うん。
(蘭)「あなた、作るのにも入ってよ。」って。「今まで下処理してたやろうけど、全部回って下さい。おかずも作って下さい。でも、おかず作るのに、あなた味見せんかったらどうするの?」って。
(旦那)うん。
(蘭)「子供に出すのに、あなた味見せえへんの?」って言われて。
(旦那)うん。
(蘭)すごいガツンときたわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)「そうやんな・・・」って。で、食べる量が増えて行ったワケよ。
(旦那)どういう事?
(蘭)要するに、そういう‘厳しい人’が、今までは‘そっと見守り系’やってんけど、
(旦那)うん。
(蘭)厳しい人、色んな意味で‘厳しい人’が何人かおるわけよ。
(旦那)え?じゃあ、味見はしてたワケや?じゃあ、その時は?
(蘭)その学校で作らなアカンことになったから、
(旦那)うん。
(蘭)味見も勿論せなアカンし、食べなアカンプレッシャーが来たワケよ。
(旦那)ランチに?
(蘭)昼ごはんを。今まで自分の好きな事をしててんけど、
(旦那)うん。
(蘭)野菜だけ取って、みたいな。
(旦那)うん。
(蘭)ちゃんと入れられたわけよ、ご飯。
(旦那)ははは(笑)
(蘭)「はい、食べなさいよ」みたいな。
(旦那)うん。え、その人らには、摂食のこと言った?
(蘭)言った。
(旦那)言ったわけや。
(蘭)最初のうちに言った。「でも、あなた食べなアカンよ」って言われた。
(旦那)あー。
(蘭)「それを踏まえた上で、味見せなアカンよ」、って。「ほんなら居る意味がないよ」って。
(旦那)うん。
(蘭)そこまで言われたわけよ。
(旦那)でも、昼メシは関係ないやん?
(蘭)関係ないけど、でも、やっぱ‘食べなアカンプレッシャー’を感じてたわけ。
(旦那)だって、(ごはんを)入れられてたんやろ?
(蘭)でも、やっぱり蘭ちゃんは、自分のやり方っていうか、自分の意志が強かったから、やっぱりそういう目があんねんけど、
(旦那)うん。
(蘭)「食べないものは食べません」って。
(旦那)言ってた?
(蘭)うん、言ってたっていうかもう、意思表示で‘残す’とか、
(旦那)残してたんや?へ~。
(蘭)うん。‘肉だけ除く’とか平気でしてたわけ。
(旦那)うん。
(蘭)かなり強かったから、その自己っていうか、
(旦那)‘意志’が?
(蘭)‘意志’が。
(旦那)じゃあ、周り多分めっちゃ嫌がってたんやろな?それは。
(蘭)嫌がってた、っていうか、まぁ、「もう許すしかないよね」みたいな。「そこまで加入できないよね」みたいな感じ?
(旦那)まぁ、そうやろな。
(蘭)でも、その目にも耐えてたワケよ。でも、それを「許さへん」人もやっぱりおって。
(旦那)うん。
(蘭)まぁ、‘イジメ’じゃないけど、
(旦那)うん。
(蘭)まぁ、そういう「仕事もできひんし、変なんやし。」って思う人もおった。
(旦那)うん。
(蘭)でも、それから守ってくれたわけよ。その人は。
(旦那)その‘厳しい人’が?
(蘭)うん、そうそう。「蘭ちゃん、頑張ってるとこあるよ!」って言う。
(旦那)‘厳しい人’は一応トップなんや?そのグループの中の?主任みたいな?
(蘭)トップから二番目ぐらいの人。
(旦那)ふーん。
(蘭)で、主任さんは、すっごいオモロイ人やって。
(旦那)うん。
(蘭)すごいオモロイねんけど。
(旦那)で、そこが‘転換期’になったワケや?
(蘭)そうそう、またワンステップ上がったワケ。「食べなアカン」って言う。
(旦那)で、そん時は朝と夜の量も変わった?ヨーグルトだけやったのが。
(蘭)うん。変わっていったな。そのヨーグルトにしても、自分で作るようになってきてん。どんどん、ミキサーで。
(旦那)‘ヨーグルト’を?
(蘭)いや、ヨーグルトを、じゃなくて、野菜スムージーを。
(旦那)そん時、‘スムージー’って言葉なかったやろ?
(蘭)なかったけど、なんかで、テレビで見てん。キャベツとキウイとバナナと。
(旦那)あ~。蘭ちゃん、やってたな、そう言えば。
(蘭)うん。いや、この家ではあんまやってないけど。
(旦那)なんか、昔言ってたな?
(蘭)そうそう。あれを、どんどん、最初はそのテレビの量でやっててんけど、足りひんから、量が。
(旦那)うん。
(蘭)増やしていって、どんぶり一杯のスムージーを食べとった、朝。
(旦那)それ、具体的なレシピを言ってよ。
(蘭)忘れたけど、とりあえずキャベツ1/3と、バナナ80gまぁ一本と、牛乳を200ml、豆乳を200ml、ヨーグルト250mlか200ml。
(旦那)で、作り方は?
(蘭)まず、キャベツと牛乳とヨーグルトを、まぁ、一気に入らへんから、順番に入れて全部混ぜる。って感じ。
(旦那)ミキサーで?
(蘭)そう。そう。そう。
(旦那)キャベツは切るん?千切り?ざく切り?
(蘭)ガバガバって切って、ガーって入れたら、グジャグジャなるやん?
(旦那)うん。
(蘭)で、バナナは凍らしたほうがいいから、
(旦那)うん。
(蘭)凍らしたやつを細かく切って。
(旦那)うん。
(蘭)全部放り込んで食べてたワケ。
(旦那)何色になるの?それ?
(蘭)豆乳が蘭ちゃん、‘黒ごま豆乳’って言うのが好きやって、
(旦那)うふふ(笑)うん。ほんなら黒っぽくなるわけ?
(蘭)そうそうそう。
(旦那)ははは(笑)
(蘭)黒ごまジュースみたいになるわけ。
(旦那)へ~。味は?
(蘭)バナナが凍ってるから、なんかシャーベットみたいになる。
(旦那)へぇ~。
(蘭)サラサラじゃないねん。なんか、ドロっとした感じの。
(旦那)へ~~~。
(蘭)そうそうそう。
(旦那)美味しいの?
(蘭)美味しい。「美味しい」と思い込んで食べてたな。その時はそれしかないから。
(旦那)俺でも食べれる?
(蘭)いやぁ・・・。「食べたい」思わへんのちゃう?
(旦那)あのー、なんやったけ、‘青汁’よりまだ食べれる?
(蘭)あー、全然食べれる。キャベツ、あんまクセがないから。
(旦那)あの、コンビニとかで売ってる野菜ジュースあるやん?
(蘭)もっと、‘丸味’がある味やな。野菜ジュースってちょっと‘酸味’があるやん?‘酸味’がない。
(旦那)あの、ちょっと‘凝縮’された野菜ジュースあるやん?ちょっと‘高め’の。
(蘭)うん。
(旦那)あれより、
(蘭)あ、全然おいしい。食べやすい。
(旦那)食べやすい。
(蘭)デザートに近い感じで食べてた。
(旦那)ふーん。
(蘭)で、それで毎日うんちが出るようになって、便秘が治ったワケよ。その食事で。
(旦那)体、めっちゃ冷えるんちゃう?それって。
(蘭)うん、めっちゃ寒い(笑)
(旦那)はっはは(笑)
(蘭)冬はめっちゃ寒かって(笑)
(旦那)せやろな(爆笑)
(蘭)それプラス、コーヒ点てて飲んでたんかな、朝は。
(旦那)その後に?
(蘭)うん。で、飴ちゃんを、次、飴ちゃんにハマったワケよ。
(旦那)うん。
(蘭)ノンシュガーの。
(旦那)うん、コーヒーのやつ?
(蘭)そう。あれもまたストックで、めっちゃ買っとってんけど。
(旦那)うん。
(蘭)あれを、1日2~3袋食べてたんかな?自分の量決めて。
(旦那)うん。
(蘭)だから、お菓子はめっちゃ、だから、給食の人らって、お菓子をめっちゃ持ってくんねやんか?
(旦那)うん。
(蘭)で、それ「休憩時間に食べましょうよ」、みたいな感じやってんけど、蘭ちゃん、一切手つけずに、食べんかってん。
(旦那)じゃあ、キシリトールガムとコーラはもうなくなってたん?
(蘭)コーラは休みの日だけになった。
(旦那)へー。
(蘭)コーラは飲まへんようになったな、休みの日しか。
(旦那)え、じゃあ、飴ちゃんを持ってただけ?
(蘭)そう、飴ちゃんは、朝と夜寝るまでは食べてた。あと、夕方と。
(旦那)う~ん、仕事場でも食べてた?
(蘭)食べない。仕事場では食べない。
(旦那)じゃあ、仕事場には何も持っていってない?
(蘭)うん。コーラも持って行ってないな。
(旦那)ふーん。
(蘭)煙草は吸ってたな、まだ。その時は。
(旦那)ふーん。時間に縛られてた?
(蘭)時間には・・・
(旦那)「何時に食べなアカン」、とかってのは?
(蘭)そうやな、朝と夜は縛られてたな。
(旦那)何時?
(蘭)朝はだから6時に起きて、それ作るのって10分くらい。
(旦那)ちょっと作るのに時間かかるねんな?
(蘭)で、だいたい、6時50分くらいに出来上がって、7時に食べ終わる。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、7時から7時半まで煙草吸って、
(旦那)コーヒー飲んだり、
(蘭)コーヒー飲んで、飴ちゃん食べて、本読んでたわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、出発して、歩いて行って、
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、8時10分くらいに着いて、
(旦那)仕事して、
(蘭)で、仕事して、終わって16時。また歩いて帰って、で16時半くらいに家着くやん?
(旦那)うん。
(蘭)ほんで17時ぐらいまで、16時半から17時まで飴ちゃん食べて。
(旦那)買い物には行ってたの?そっから。
(蘭)17時から買い物行って、
(旦那)うん。
(蘭)18時に帰ってきて、ほんで、そっからご飯を作り出し、
(旦那)うん。
(蘭)で、18時半から19時ぐらいに出来上がって、食べてたんかな?
(旦那)ふーん。
(蘭)毎日寝るんが21時ぐらいやったで?蘭ちゃん。
(旦那)うん。‘規則正しい’ってことやんな?
(蘭)そう、21時に寝て、6時に起きるって生活をしててん。
(旦那)うん。睡眠もしっかり取れてた?
(蘭)うん。
(旦那)あのー、夜は、もう食べる量ってどんぐらいやった?その時は。
(蘭)んー。お好み焼きにハマってる時は、お好み焼き食べて。一枚。
(旦那)それは、どんなやつ?
(蘭)肉なしで、肉の代わりにこんにゃくを並べて、
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、野菜をてんこ盛り。
(旦那)キャベツ?
(蘭)キャベツとか、玉ねぎとか、もやしを、そんな‘てんこ盛り’なんかにしたらひっくり返されへんやろ?だから、生地だけを作って、先。広島焼きみたいに。クレープみたいに。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、野菜は野菜で炒めて、
(旦那)うん。
(蘭)生地の上に全部乗っけて、
(旦那)うん。
(蘭)こんにゃくはこんにゃくで焼いてそれも乗っけて、
(旦那)うん。
(蘭)ソースかけて食べててん。
(旦那)なるほどな。
(蘭)だから炭水化物って、その生地の量だけやねん。
(旦那)80gやったっけ?
(蘭)そうそうそう。
(旦那)それが‘80g’で計ってたワケや。野菜はどれだけ食べてもいいわけや。ソースのカロリーは計ってた?
(蘭)うーん。そこまで綿密には計ってないで、ソースは。でも、少なかった。
(旦那)マヨネーズは?
(蘭)マヨネーズ、せんかった。マヨネーズ、怖かってん、まだ。
(旦那)ふーん。かつお節と青のりは?
(蘭)してたかな。
(旦那)ふーん。今、絶対蘭ちゃん、お好み焼きにマヨネーズかけるよな?
(蘭)うん。マヨネーズ・・・
(旦那)あと、一味と。
(蘭)一味、な。かけるな(笑)そうそうそう。
(旦那)で、今はマヨネーズは抵抗ないんや?
(蘭)ない。むしろ、好きやな。
(旦那)うん。
(蘭)ってか、前から好きやってんけど、怖くて食べれんかっただけで。
(旦那)うん。じゃあ、お好みを毎日食べてたん?
(蘭)うん。その時もあったし、そのー、油っこい魚。
(旦那)うん。
(蘭)で、まぁ、その学校行ってから、かなり一気に肥えてきたわけよ。
(旦那)どのぐらい?
(蘭)ピークで64(kg)ぐらい。
(旦那)え?結構いったね?(笑)
(蘭)いった、いった。
(旦那)え?それ何ヶ月でそこまで行ったん?だって、入った時が43(kg)ぐらいやん?その中学校は。
(蘭)そうそうそう。なんか、太ってんな、かなり。何やろ?煙草やめて、急激に太ったな。食べる量が増えたわけじゃないねんけど。
(旦那)煙草やめたん?
(蘭)煙草は、健康診断が毎年あって、それで引っかかってんやん。X線かなんかに。それで恐怖になって、
(旦那)ふふふ(笑)
(蘭)一発でやめてん(笑)1日で。で、蘭ちゃん、意志固いから、ホンマにやめたわけよ。
(旦那)食べる量は増えたわけじゃないんやろ?その時は。
(蘭)いや、多分、増えていってん。その学校に行ってから。どんどんどんどん、
(旦那)うん。
(蘭)給食も、野菜ばっかりじゃなくて、
(旦那)うん。
(蘭)やっぱり、肉は食べへんけど、カレーのルゥを食べたりとか、何か許せてきたわけと、どんどんどんどん。
(旦那)うん。
(蘭)ほんなら64(kg)ぐらいになって、あと、もう一つ問題があったんが、蘭ちゃん、生理が止まっとったやん?止まっとって、17(才)ぐらいから。それが全然来おへんわけよ。
(旦那)太ったのに?
(蘭)太ったのに。「病院行かなアカンやん!」ってなって、
(旦那)うん。
(蘭)で、病院行ったら、「生理はある程度体重が戻さなアカンっていう条件がある。」って。
(旦那)戻ったな?
(蘭)うん。戻ったけど、来おへん。なんでかって言うと「あなたの体は生理を忘れてる」と。
(旦那)うん。
(蘭)脳が。
(旦那)うん。
(蘭)ってことは、「薬で起こさせなアカン」って言われた。
(旦那)うん。
(蘭)ほんで、薬で最初起こさせとって、
(旦那)うん。
(蘭)で、まぁ、薬も飲まんようになっても来るようになって、喜んで。
(旦那)うん。来てたワケや?薬で。
(蘭)薬で来てたけど、薬やめても来るようになったわけよ。
(旦那)ふーん。
(蘭)そうそうそう。
(旦那)どの期間で43kgから64kgまで上がったん?その、ジュウ何kgぐらい一気にあがったん?ほぼ、20kgぐらい上がってるわけやん?体重が。
(蘭)だから、まぁ、その二十歳ぐらいから、
(旦那)半年ぐらいで、ってこと?
(蘭)いや、そんな急激じゃないで?1年ぐらいかけて上がった。
(旦那)ってことは、3つ目の中学校で働いてる期間ってのは、結構長かった?
(蘭)うーんと、二十歳から、結婚するまで。
(旦那)え?ずっと?
(蘭)ずっと、その学校。6年ぐらい。
(旦那)じゃあ、6年間の間で60kgにまで上がったってこと?
(蘭)いや、その、それまでに、その結婚するまでにも痩せてるやん?痩せてるっていうか。
(旦那)じゃあ、2、3年で?60kgまでいったってこと?
(蘭)そうそうそうそう。
(旦那)ってことは‘見た目’は相当変わるよね?
(蘭)うーん、でも、かなり時間かけて(体重増加に)なったから、
(旦那)うん。
(蘭)そんな、ボーンってなったわけじゃないねんけど。
(旦那)受け入れる事はできてた?
(蘭)うん。
(旦那)服も全然違うやん?多分。
(蘭)うん、でも、蘭ちゃん‘克服過程’から、ゴムばっか履いてたから、
(旦那)うん。
(蘭)そんなに服は困らへんかったで?
(旦那)うーーーん。受け入れることは出来てた?太ることに対して。
(蘭)うん。出来てた。ってか、別に、そんな痩せるんがいいとかも、思ってなかったし。
(旦那)へぇ~。周りの目線は気にならんかった?
(蘭)いや、やっぱり、言うやん?
(旦那)「太ってきたねぇ。」とか。
(蘭)「太ったね」とか。「良かったやん!」っていう感じ。
(旦那)ホンマ。あ、周りは知ってるからか。
(蘭)そうそう。「蘭ちゃん、そっちのほうがいいよ!」って。
(旦那)うん。
(蘭)うん。やし、親もそうやって言うし。
(旦那)ま、おばちゃんって、結構太ってる人を良しとするよね?
(蘭)ははは(笑)
(旦那)ははは(笑)基本的に。
(蘭)いや、それいい意味で言う人もおるし、やっぱり何でもズケズケ言う人やから、「ちょっと太ったんちゃうん?」とか、
(旦那)嫌味?
(蘭)っていう感じのアレもあったで?うん。
(旦那)うーん。
(蘭)でも、全部「好意的やと受け止めよう!」と自分の中でしてたな。「良かったことなんや、これは!」みたいな。
(旦那)うん。嫌な時もあったわけや?
(蘭)やっぱ、「グ」って来る時あるけど、
(旦那)うん。
(蘭)「でも、これはこれはいいことなんや!!!」って。
(旦那)うん。
(蘭)「食べれて良かった!!」って何でも何でも良いように思うようにしてた。‘食べたこと’も「良し」として。
(旦那)うん。
(蘭)「後悔はしたけど、すぐに明るく切り替えよう!」みたいな。
(旦那)ふーん。
(蘭)で、やっぱり外に出て、社会で働き出したら、他人と食べに行く機会も増えてくるわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)で、そういうのでやっぱり、
(旦那)嫌な思いをしてた?
(蘭)嫌な思いていうか、極力行きたくないねんけど。
(旦那)うん。
(蘭)でも、あれは結局、後から思ったら「良いこと」やったんやな、って思う。
(旦那)というと?
(蘭)やっぱり、嫌がらずに行くことで、‘食べるモン’も増えていくやん?それがキッカケで食べえるようになるからね、結局。‘許せる’っていうか。
(旦那)ふーん。
(蘭)今まで、自分の中で決めてたモンしか食べれてなかったモンが、強制的に食べることで「あ!食べれるやん!」ってなってくんねん。「あ、これも許せた!」みたいに。
(旦那)スイッチは入らへんかったん?それで。
(蘭)入らへん。
(旦那)なんで?
(蘭)やっぱ、‘調整’するから。やっぱり。
(旦那)あぁ、あとで。
(蘭)そうそう、夜ごはん少なくしたり、とか。
(旦那)例えば、飲み会とかになると、夜食べに行くやん?それももう食べてたん?
(蘭)食べてたけど、野菜だけとかやけど、やっぱり、外に出ることで「他人と同じようになりたい」っていう願望が強くなってくるわけよ。
(旦那)うん。
(蘭)だから、良かったと思うねん。
(旦那)うん。試練?
(蘭)もうそろそろ締めるけど。
(旦那)うん、いいよ。
(蘭)そうそう、だから、なんやろ?普通の人と接することで「自分も普通になりたい」願望が出てくるわけよ。「自分はずっとこのままでいいわ」って言うのじゃなくて、もっともっと治したいな、って気持ちが湧いてくる。
(旦那)へぇ~。
(蘭)だから、良かったと思う。
(旦那)ふーん。でも、しんどかった?
(蘭)もう‘葛藤’やな。
(旦那)うん。
(蘭)「食べられへん」とか。
(旦那)うん。外食したら多分、量も多いやろな。
(蘭)コースとかなったらな・・・
(旦那)全部食べてなかったわけやろ?
(蘭)食べない。でも、そういう目線も浴びつつ、でも、その目線が良かったんやと思う自分と。
(旦那)今、思えば?
(蘭)うん。
(旦那)ふーん。
(蘭)厳しい状況に追い込むことが。
(旦那)うん、なるほど。
(蘭)はい。
(旦那)そんな感じですかね?
(蘭)とりあえず、結構長くなりましたね。
(旦那)はい。わかりました。
(蘭)まだ、続きま~す。
(旦那)はい、ありがとうございました。

文字起こしライター

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きぴ、女です。

摂食障害という「魔法の杖」をつきながら、18年が経ちました。10代から摂食障害になり、自己否定感と、劣等感と、それはそれは妙な自信とで生きていました。醜態恐怖症と薬物依存症もありましたが、日々、孤独に内省することで自ら克服しました。自己否定感と劣等感にも以前よりは苛まれなくなり、現在は随分生きやすくなりました。

どちらかというと孤独をすごく愛していますが、そう格好つけて言えるのは自分は孤独ではないからです。ここで、みなさんに出会えたのは摂食障害になったおかげだと思ってます。みなさんには本当に感謝しています。橋と地図と犬とひたすら何かを考えることが好きです。詳細はコチラ

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はじめまして。蘭と言います。1983年生まれ、現在は旦那さんと娘と息子の4人家族で神戸に住んでいます。その前までは、5年の過食嘔吐、嘔吐を辞めて完治するまで9年。全部で14年かけて摂食障害を克服しました。このサイトでは、皆の摂食障害体験を共有するアンケート、摂食障害経験者によるコラム、自由に書き込める摂食障害のための掲示板を管理しています。