摂食障害と蘭 Eating Disorder Ran

[日常のネタ]夫婦の馴れ初め話

夫婦の馴れ初めの話です……。

文字起こし

(文字起こしはのりぴよさんによってまとめられました。)

(旦那)こんばんわ~

(蘭)こんばんわ。えー、今はのんびりとまったり、神戸付近、三宮あたりを歩いてまーす。

(旦那)寧々ちゃんもう寝そうやね。

(蘭)そうそう、だからまあ撮ろうってなってんけど。そうそう!あのー、最近の記事のコメント欄で、「蘭ちゃんとゆうきの馴れ初めを聞きたい」っていうリクエストがあってんけど、でもそれって何か過去の音声で言ってんねん。結構。

(旦那)言ってんなあ。

(蘭)そう、それを多分聞いてはらへんから…いや別に聞かへんのは全然自由やねんから強制はしない。

(旦那)聞けと!過去ログを聞けと!

(蘭)いや。別に、だから今から馴れ初めを言おうかなと思って。

(旦那)馴れ初め?馴れ初めってなんなん?

(蘭)馴れ初めってのは出会い。

(旦那)あーそうそう

(蘭)どういう風に出会って、結婚まで至ったかっていう話やねんけど。

(旦那)はいはい。

(蘭)ネットやんなあ?

(旦那)インターネットサイトやね。

(蘭)蘭ちゃんは、摂食障害を克服するのを決めたんが、18歳の時やねんな。その時に、もう彼氏とかいいって思ってたん。

(旦那)それどころじゃないと。

(蘭)それどころじゃないっていうか、もうそんなんしてる場合じゃないと。私は。もう克服…何やろ?お母さんと一対一で頑張っていこうっていう感じで、もうそんな…

(旦那)他人と関係性を作るなんてもってのほかやと。

(蘭)ああ、そうそうそうそう。彼氏以外にも友達とも、一切連絡も取ってなかったし、携帯ももってなかってん。その時。持たない。

(旦那)はい。

(蘭)もう、バスンと切ったわけ、全部を。断ったわけ。今までの人間関係も。

(旦那)はい。

(蘭)で、まあ給食の世界に入って。まあ好きな人も出来たよ。

(旦那)ああ、出来たんや。

(蘭)出来た。出来たけど、その人と付き合うとかじゃなくて、ただ片思い。ただの。

(旦那)うん。片面い。

(蘭)片思いやったわけ。で、別になんやろ?その恋が実る実らないとかじゃなくて、ただ好きなだけやったし。付き合うっていうのは不安があるやん?蘭ちゃん摂食障害の名残があるから。偏りがあったから、すごく。

(旦那)うん。

(蘭)だから別にその人とどうこうって無かったわけ。

(旦那)うん

(蘭)で、だいぶ落ち着いた時っていうか、まあ、盛り上がるやん?気持ちがやっぱ。好きやから。

(旦那)うん

(蘭)だから、告ったわけ。何回か。

(旦那)告白をしたわけや。

(蘭)告白したけど、何回も振られたワケ。

(旦那)おお。「蘭ちゃんは嫌や」と。

(蘭)「蘭ちゃんは嫌や」と。

(旦那)「蘭ちゃんちょっとガサツで…」

(蘭)タイミングっていうのがあってん。向こうも蘭ちゃんの事好きやって思ってくれてた時期があんねんけど、その時に蘭ちゃんは合わんかってん。そのときと時期が。

(旦那)うん

(蘭)で、まあその人は結局無理やったわけ。付き合うこともなんも出来ひんかって。まあそれが何年間の話。すごく長かってん、それは。5年くらい。

(旦那)うん

(蘭)で、まあ、26とか25歳の時に、お姉ちゃんが、「蘭ちゃん最近求めてるみたいやし、こういうのがあるよ」って、ネットのサイトを教えてくれたわけ。

(旦那)そのさ、あのー…そこに至るまで、何年くらいかかってんの?治そうと決めてから。

(蘭)え、もう、6年くらいかかってるわけ。6、7年。

(旦那)じゃあ嘔吐入れたら11年くらいか。

(蘭)ああそうそう。あ、克服するまでやろ?

(旦那)そう。

(蘭)摂食の話は11年かかってるけど、なんせその、恋をしよう、誰かと付き合おうって思うようになったんはほんまに6、7年後くらい。

(旦那)嘔吐入れて?

(蘭)いれなくて。

(旦那)入れなくて?

(蘭)18から6、7年。克服しようって決めてからの6、7年。

(旦那)ああ、だから11年か12年後くらいか。摂食障害になってから。嘔吐はじめてからやったら。

(蘭)いやでも嘔吐してた時は、付き合ってた人おったで?

(旦那)うん。分かった。

(蘭)でも18の時点では居なかったわけ。

(旦那)うん

(蘭)で、克服しようと決めてから、その6、7年は誰とも付き合ってなかったわけ。で、その25か26くらいの時に、お姉ちゃんが教えてくれたサイトがあんねんな。出会い系サイト。

(旦那)うん

(蘭)で、蘭ちゃんその、出会い系サイトって結構「怖い」っていうイメージがあったわけ。

(旦那)その当時はやっぱ抵抗あるんかなあ。

(蘭)あるし、蘭ちゃんパソコン買ったばっかりやって、自分の。ネットに疎かってん。すごい。

(旦那)ほうほう。

(蘭)打つとかも、すごい、片手で指一本で打ってるくらいの感覚やったくらいやねんか。

(旦那)うんうん

(蘭)で、お姉ちゃんはすごいネットが出来る人やねんな。

(旦那)ふんふん。

(蘭)だから詳しかって、登録とかもプロフィールも全部やってくれたわけ。お姉ちゃんが。

(旦那)ハハハハ(笑)うん。

(蘭)こうでいいの?こうでいいの?こここうやって書くよ?みたいな。

(旦那)へ~

(蘭)もう、エロ禁止で、なんやろ?お兄ちゃんみたいな人、みたいな感じで、全部自己PRも全部打ってくれたワケ。

(旦那)うん。

(蘭)で、「後は待つだけでいいから」って。ほんならその日のうちにめっちゃ来たわけ。

(旦那)何件くらいきたん?

(蘭)え、もう20以上。

(旦那)ハハハ、良かったやん(笑)

(蘭)いや、多分蘭ちゃんだけじゃなくて、他の人も多分そうやと思うねん。女の人は。

(旦那)なるほどね。

(蘭)そう。出合い系のとこやから。

(旦那)ある程度の年齢やったら…ガバって来るんかなあ。

(蘭)そうそう。で、蘭ちゃんは写真を出さない。プロフィールに写真は出しませんと。

(旦那)うん。

(蘭)で、本名でも無いし。で、まあそこで何人かとメール続けるやん?ほんで、なんやろ?3ヶ月くらい経った時にゆうきからメールが来て。

(旦那)うん

(蘭)まあ「ゆうき」っていう名前じゃなかってんけど。違う名前で来て。「まこと」やったな。

(旦那)へ~。

(蘭)ゆうきに後で聞いたら、「まこと」っていう名前に憧れとったらしいねんけど。

(旦那)なんか中性的やん。

(蘭)そう、「まこ」さんから来て、メールが。

(旦那)うん

(蘭)で、はじめてこんな長い文章書く人と出会ったわけ

(旦那)ハハハハ

(蘭)出会い系にしてはスゴイ…あのー、長かったわけ。ゆうきの文章って。

(旦那)いや別に長くするつもりなんか全然無いねんけど。

(蘭)無いねんけど多分言いたいことを書いてたらこんな感じになってしまうっていうような事を書いてたわ。その時は。

(旦那)そやなあ。もともと長いねん。

(蘭)私は「そんな長く打てませんよ」って言ったら、「いや俺は別に、書きたいことを書いてるだけやから」みたいな感じのやりとりがあって。

(旦那)ハハハ。そうなんや、覚えてないなあ。

(蘭)いや蘭ちゃん結構覚えてんねん、やりとりを。

(旦那)ああそう。

(蘭)ほんで蘭ちゃんその他にも、色んな人ともしとったんや。メールを。そんないっぱいじゃないけど、3人くらいと。

(旦那)うん

(蘭)で、その中で会ったりもしたわけ。で、結局会ったのは5人くらいに会ったんやけど。

(旦那)うん。

(蘭)蘭ちゃんのやり方っていうのが、初めて会う時、そして会った後、蘭ちゃんが気に入った人じゃないと、自分の住んでる場所も本名も教えません、連絡先もケータイも。っていうやり方をやってたわけ。

(旦那)うん

(蘭)で、現地集合、現地解散っていうやり方をとってたわけ。すごい警戒心が強かった。やっぱ付き合ってなかったから、何年も人と。

(旦那)うん

(蘭)だからそこら辺はすごいシビアやし、警戒心が強かったわ。男の人に対して。

(旦那)しかもネットってことで怖かったワケや。

(蘭)そうそうそう。お姉ちゃんもそういう風に自分が紹介してしまった手前、やっぱりすごい「注意しろよ」っていうのは言ってたワケ。蘭ちゃんに。

(旦那)はい

(蘭)で、「絶対に現地集合・現地解散で昼間に会え」って言われとってんやんか。

(旦那)うん

(蘭)で、だいたい梅田で会っとったワケよ。

(旦那)ああそうなん

(蘭)大阪の人がほとんどやったから。

(旦那)へ~

(蘭)で1回だけ神戸の方の人で神戸で会ったことがあんねん。あの異人館とかで。

(旦那)へ~

(蘭)でも、ピンとこおへんねん。

(旦那)それ何がピンとこおへんの?

(蘭)え、違う。もう全然タイプでもないし。

(旦那)それ見た目がってこと?

(蘭)見た目もそうやし、なんやろ?全然なじみ感が…自分にシックリ来ないわけ。

(旦那)はい(笑)

(蘭)あの、職業もちゃんとしてるし、真面目な人ばっかりやったけど。ほとんどの人は。

(旦那)どんな人がおったん?ちなみに。

(蘭)いや蘭ちゃんが会おうって決めた人は、全員真面目な人。だってそれまでメールのやりとりだけやったらエロい人もおったよ。

(旦那)うん

(蘭)もうそういう人は一発で切ってたから。

(旦那)うん(笑)

(蘭)サヨナラやん、そんなもん。

(旦那)どういう人と会ってたの?どこで働いてたん?

(蘭)えーとね、まず一人目は、なんかあの弁護士事務所みたいなとこで働いてる、税理士さんみたいな。なんせ職業も収入もちゃんとしてるし。

(旦那)なにが嫌やったん?

(蘭)見た目。と、話。全然おもんない。

(旦那)ハハハハ(笑)いくつくらいの人なの?

(蘭)29とかやったな。蘭ちゃんがその時26くらいやったから…

(旦那)そんなに変わらへんなあ

(蘭)そう。蘭ちゃんそんな年上は嫌やったんや。最初から。33まで。

(旦那)じゃあ全然OKやったんや。29は。

(蘭)ああ、年齢は良かってんけど、もう見た目っていうか…もうあの待ち合わせして柱から除いた時点でもう帰りたくなるくらい見た目嫌やったわけ。蘭ちゃんは。

(旦那)帰らんかったん?(笑)

(蘭)でも蘭ちゃんそういうこと出来ない人やから…

(旦那)会ったん?

(蘭)会って、ちゃんとお話して、帰ってから、メールで、「ちょっと私には合わないんですいません」って謝って。向こうは言ってくれとったわけ。「もう1回会いたいです」って。

(旦那)ああ、そうなんや。じゃあそんときは、なんかご飯でも食べに行ったわけ?会った時は?最初に。

(蘭)いや、もうだから喫茶店やから。しかも蘭ちゃん食べられへんかったから、その時は。いろんなもの食べられへんかったから、お茶だけ。

(旦那)はい、で?

(蘭)で、二人目の人も大阪で会ったんやけど、その人は自衛隊の人やってん。

(旦那)自衛隊上がりの人?

(蘭)自衛隊上がり。で、今は違う仕事してる。だから体ガッチリやねんけど背はちっさいねんな。

(旦那)うん

(蘭)まあ、見た目はあんま好きじゃなかってんけど。

(旦那)うん

(蘭)あのー…紳士的じゃなかった。

(旦那)チャラってたん?ちょっと

(蘭)チャラってたんじゃなくて、お金払いが悪かった。

(旦那)ああ、奢ってくれへんかった?

(蘭)奢ってくれへんかったっていうか、一応手前「出します」って言うやん?喫茶店で。「あ、はい」みたいな。

(旦那)蘭ちゃんさあ、あったよね。そういうの(笑)俺よう分からへんかってんけど。

(蘭)アハハハ(笑)いや、やっぱな、あのー…蘭ちゃんだけじゃなくて殆どの女の人がやっぱ、男の人が女の人に対して一番最初にやっぱレディーファーストというか…

(旦那)いやレディーファーストって言わんけど、ただ…

(蘭)いや付き合ってからやったら良いけど、最初はやっぱいいとこ見してほしいねん。それくらいしかいいとこ見せられへんやん?最初の印象って。それやったら頑張ってほしいねん、男の人に。

(旦那)ああそうなん(笑)なんかバブル時代の考え方よね、それ。で、しかも、ドラマとかにすごい影響されてる。雑誌とかに影響されてるなあって

(蘭)いやでも簡単やと思うで、それが。最初に印象づけるには、簡単な方法やと思う。女の人がぱっと見、第一印象可愛くしてくるのと一緒で、男の人もいいとこ見せるのは金払いやで。

(旦那)俺って払ったっけ?

(蘭)払ってん。払ったっていうか、まあ最初はどこも行かんと車でデートやってんけど。次のデートの時…まあゆうきの話は後で言うわ。

(旦那)(笑)めっちゃ時間かかるやん(笑)

(蘭)で、まあその人は喫茶店もワリカンで、カラオケもワリカンやってん。

(旦那)ああそうなん

(蘭)そう。で、ワリカンやったくせに、蘭ちゃんの事気に入ってくれて、言ってくれてんけど。蘭ちゃんは断ったわけ。

(旦那)あ、じゃあルックスとか、性格は良かったわけや?

(蘭)いやルックスは…もう蘭ちゃん別に奢ってくれててもその人は断ってたと思うねん。

(旦那)ハハハなんじゃそれ(笑)ああそう。

(蘭)しかも蘭ちゃんいっぱい食べてないねんで?コーヒー1杯飲んだだけやのにやで?コーヒー代払ったんや。

(旦那)ハハハ。鬱陶しいなあ(笑)

(蘭)ほんで、向こうは食べとってん。グラタンみたいなのな。

(旦那)ハハハハ。そらなあ、体がっちりしてるから食べんとなあ(笑)

(蘭)いや、それやったら一緒に会計してくれたらええやんって思うねんけど。

(旦那)ああ、ちょっとグラタン代も入ってると。蘭ちゃんの方は。アハハ(笑)

(蘭)いや入ってない、入ってない。コーヒー代だけしか払ってないけど。

(旦那)ああそうなん?

(蘭)でも300なんぼくらい払ってくれたらいいやん?ポーンと。ああもう良いよ良いよって言ってくれたらいいのにさ。

(旦那)うん(笑)

(蘭)もうなんかちっちゃいなあと思って。まあそこ以外にもなんか、あんまりやって。で、次あった人が、神戸で会ったんや。

(旦那)うん

(蘭)その人は会ってみたら、メールしてた時には出さなかったエロ話が出てきたわけよ。めっちゃ下ネタ。

(旦那)うん

(蘭)このままホテル行きたいくらいな勢いやったワケ。

(旦那)うん

(蘭)もう「えーーー」って感じで、もうドン引きで、蘭ちゃんは。

(旦那)うん

(蘭)もうサヨナラ~みたいな。

(旦那)どうやってサヨナラしたん?

(蘭)いや、もう「今日はそんなつもり無いんで」みたいな。「他の人あたって下さい」ってその時に言ったそれは。メールじゃなくて。

(旦那)うん

(蘭)だから結構気まずい別れ方をしたな。その人。

(旦那)まあでも言ってよかったよね。

(蘭)ああそう。そんなんもう、だって異人館歩いてたらなんかホテル街みたいなとこ入るやん?

(旦那)ああ、異人館あるねえ。

(蘭)そうそう。歩いてたらなんか「こういうとこ行きたくなって…」みたいな話になるからさ、「はあ?!」と思って。「いやいやそんなん無いんで私」って。他の子あたって下さいって言って。そのままもうその場で帰ったわけ、蘭ちゃんは。

(旦那)ああ。

(蘭)で、次の人も大阪で会うてんけど。その人は良かってん。ルックスも…

(旦那)どういう人やったん?ルックスは。

(蘭)え、ルックスはほんまに普通の、何やろな?顔で言ったら、EXILEのタカヒロみたいな顔。

(旦那)(笑)分からへんけど、多分イケメンやろな。EXILEやったらきっと。

(蘭)イケメン。イケメンで、しかもその人ハーフやってん。あ、クオーターか。4分の1。ロシアかなんかの。

(旦那)うん

(蘭)で、まあそらイケメンやわ。見た目はイケメンやって。で、お金払いも良かったと。

(旦那)お、完璧やん。

(蘭)で、蘭ちゃんにも優しい。

(旦那)完璧やん!

(蘭)完璧やのに、蘭ちゃんが…蘭ちゃんは悪気なかってんけど、「名刺ください」って言ったわけ。ほんで、「いや、今は持ってないわ」って言われてその日は終わったわ。

(旦那)うん

(蘭)で、もうそっから連絡が無くなったわけな。

(旦那)残念やね、蘭ちゃん。

(蘭)残念やねん。で、後日、また…なんかもう、なんやろ、めっちゃ1ヶ月後くらいかな?に、ふいにメールが来たから、またちょっとやったりして会うたわけ。

(旦那)ほお

(蘭)ほしたら、その時に…あのー…「なんで俺が連絡取らんかったんかって言ったら、俺は外省で働いてる」と。

(旦那)外省って何?

(蘭)外省やったっけ?なんか、貿易?なんていうん?商社?商社で働いてんねんな。

(旦那)商社な。…外省って(笑)

(蘭)で、「今までそれを目当てに寄ってくる女がいっぱいおった」と。

(旦那)うん

(蘭)で、「蘭ちゃんもそれが目当てなんや」と思ったわけ。

(旦那)蘭ちゃんって「蘭ちゃん」で登録してたん?

(蘭)してない。「もえちゃん」。

(旦那)ああ、そうなんや。

(蘭)「もえ」さん。蘭ちゃんもえちゃん好きやってんな。名前が。

(旦那)山口もえ?

(蘭)いやまあ、それは関係ないけど。

(旦那)名前が良かったっていうこと?

(蘭)そうそう。

(旦那)寧々ちゃんじゃなかったん?

(蘭)名刺くれって言われた時に、その名刺でくっついてくると思ったわけ。その人は。だから俺は渡さなかったって。俺はそういう肩書きでついてくる女の人は嫌やったから、でも蘭ちゃんのことは気に入ってたけど、そういう風に名刺を下さいって言われた時に蘭ちゃんに対して不信感を持ったと。

(旦那)はい。

(蘭)だから連絡を取らなかったんや、っていう話をした時に、「しょうもない人間やなあ」と思って。蘭ちゃんは。

(旦那)ハハハハハ(笑)

(蘭)「なんやねん、それ」って(笑)いや、蘭ちゃんその時頑固やってん、今よりちょっと。すごい頑固やってん。

(旦那)いや相当ウザ女やったで、だいぶ(笑)

(蘭)ウザ女っていうかすごい真面目に凝り固まって、すごい更生されすぎとってん。もう10代の頃に悪すぎて。

(旦那)うん。

(蘭)ほんで、その摂食を克服するのと一緒で、性格も見た目も真面目になりすぎとってん。

(旦那)真面目というか、その理想の、理想体系…スタンダードな理想体系ってのを…

(蘭)そうそう、普通の人間になりたい!ってすごいイメージがあったから。

(旦那)うん。例えば、「男は奢らなあかん」とか、「レディーファーストやから」とか、そういう凝り固まったのがすごいあったよな?(笑)

(蘭)ああそうそう。なんか教科書に書いたようなものをそのままやってた感じになってて。

(旦那)あった。

(蘭)で、「ああ、もうそんなんええわ!」と思って。で、もうその人とは終わったわけ。

(旦那)だから、そこでも100ゼロは全開やったわけね。

(蘭)そう。ほんで、次会った人。その人は34歳くらい…ちょっと年上過ぎとってんけど。

(旦那)オーバーやね。

(蘭)でも、なんか面白かってん。メールが、話が。

(旦那)おお

(蘭)そしたら、なんか自分で仕事してる人やってん。事業。

(旦那)ああ、自営業やったん?

(蘭)自営業やって。なんか忘れたけど、結構なんかクリエイティブな仕事してる人で、見た目もオシャレやし、イケイケやったけど…

(旦那)払ってくれへんかったん?

(蘭)払ってくれたけど、その人すごい大人やってんけど、多分遊ばれるやろなあって思って。この人には蘭ちゃん。

(旦那)あ~そうか

(蘭)多分、遊びで登録してるっていうのが伝わったわけ。喋ってて。

(旦那)あ、そうなんや。

(蘭)うんそう。だから、真剣じゃないなって思ったわけ。蘭ちゃんは結婚しようと思ってたから。それで出会って。

(旦那)うん。

(蘭)もう次付き合う人は結婚する人って決めてたから、ちょっと無理やと思って。…で、もう疲れとってんや。何回も会うて、上手く行かへんから。

(旦那)うん。

(蘭)でもその間にもずっとゆうきとはメールのやり取りは続いとってんや。

(旦那)結構長かった気がするなあ。

(蘭)うん。3、4ヶ月くらいメールしとって。で、ゆうきはなんか「今日一人で映画見に行きました」とか、映画の感想をすごい何百文字ぐらいでブワーってなんか…「ココ・シャネルを見ました」とかな。

(旦那)あ~、見てたかなあ。

(蘭)なんかすごい本の感想とか、すごいなんか…なんか…

(旦那)本はすごい読んでた時やと思うわ。

(蘭)うん。すごいメール返してくれんねんけど、蘭ちゃんは一言で終わってたみたいな。メールが下手くそやから。

(旦那)あはははは(笑)小学生みたいやな。

(蘭)そうそうそう。「あ、そうですか」みたいな(笑)で、蘭ちゃんが写真送った時に、ゆうきが「持田香織に似てますね」って言ったんや。

(旦那)ああ、蘭ちゃん、照明マジック強いからね(笑)

(蘭)アハハハ(笑)「ああ、いい手応えやん」と思って、で、「会いませんか?」ってゆうきが行ってきたから、三宮で会うたんや。

(旦那)あ、え?もう終わり?次俺なん?

(蘭)あ、5人会うて、で、まあゆうき…蘭ちゃんとしては、感覚的にゆうきみたいな人はあんまりやってん。ちょっと文章長いし、なんか、すごい真面目すぎるんかなあと思って。

(旦那)あ~、なるほど。

(蘭)そういうイメージを勝手に働かしとったワケ。

(旦那)ああ。

(蘭)で、蘭ちゃんはもうちょっとレベルが低いやん?アホっていうか、アホやん?

(旦那)アハハハハ。雑魚やな(笑)

(蘭)だからゆうきがなんか、すごい文章を書く人やから、めっちゃレベルが高いんやろなって勝手に思い込んでたわけ。だから合わへんやろなと思っててん。話も。

(旦那)なんで会ったん?

(蘭)いやもうだから…真面目そうなんをとったわけ。

(旦那)ああ、そう。

(蘭)で、マクドで待ち合わせしましょう。って。三宮の西口の。

(旦那)ああ。

(蘭)で、蘭ちゃんは三宮にはマクドが二つあるの知ってたから、「西口ですよ」って3回くらい言ったわけ。

(旦那)(笑)知らん。それは知らん。(笑)

(蘭)言って。もう絶対間違わないように、蘭ちゃんすごい慎重やから、待ち合わせ時間とか待ち合わせ場所に。だからすごい確認したワケ。

(旦那)あ~(笑)

(蘭)で、なんでそんな確認するかというと、携帯番号も教えてなかったし、もう会われへんかったら終わりなワケよ。

(旦那)そやな。メールとかも…ああ、でもあったかあ。

(蘭)その頃スマホとかもなんも…蘭ちゃんも今も持ってないけど、まあ、リアルに連絡が取れないから、絶対待ち合わせは間違えたらあかんねん。

(旦那)ガラケーで…ああそうか、むずかしいか。

(蘭)そう。しかも番号も教えて無かった。本名も教えてなかった。だからそのパソコンのその出合い系を通してでしかメールはしてなかったわけ。

(旦那)そやな。

(蘭)で、実際その3時に待ち合わせしたワケ。西口で。そしたら来おへんねんや。ゆうきが。

(旦那)うん。だって東口におったから。

(蘭)そう(笑)2時間…。蘭ちゃん5時くらいまで待ってん。あの寒い肌寒い9月か10月か忘れたけど…10月かな。ちょっと今くらいかな。

(旦那)ああそう。うん。俺ずっと本読んどったからね。

(蘭)そう。肌寒い冷たい日やったわけ。で、蘭ちゃん「もうええわ」と思って。すごい怒っとって。なんか知らんけど、うまい事いかへんから。

(旦那)三宮の西口って、外抜けてるからすごい寒いねんけど。

(蘭)寒かってん!

(旦那)あの。東口って結構中に入ってるから、そんなに寒くないんや(笑)

(蘭)そう。蘭ちゃん寒かってんや。…で、あのー…なんやろ?やっぱああいうの会う時ってちょっと浮かれるしさ、気分も良いやん?

(旦那)そうやな。

(蘭)やし、相手側も蘭ちゃんに好印象抱いてくれてたから。メールでは。だから、そういう気でくるから、向こうも。ちょっといい感じの出会いやん?

(旦那)うん

(蘭)で、それでウキウキして待っててんけど、1時間、2時間経っても来おへんから、もう怒りに変わって、それが。

(旦那)おお。

(蘭)「もう帰ろう」と。帰って。で…帰ったらメールが来とってん。パソコン開いたら。

(旦那)おお。

(蘭)ゆうきからやって。「すいません!」と。「俺が間違ってました!」って。

(旦那)ほんま?

(蘭)「今、ネットカフェからメール打ってるんですけど…」

(旦那)え?それってさ、西口に気づいたってことか?

(蘭)そう。ゆうきが気づいて。そう。「今見たらそうでした」と。「俺は東口で待ってたんやけど」…

(旦那)なんか、多分やけど。あのー…THE待ち合わせにしたら東口より西口の方が待ち合わせ場所としては、ぽいんよ。

(蘭)うん。多い。

(旦那)ぼいんよね。

(蘭)うん。

(旦那)だから、例えば、渋谷のハチ公前みたいな感じで、ぽいんよね。ほんなら西口の方行ったら、「あれ、なんかポイな」と思って。「あ、こっちかな」と思って。

(蘭)うん。

(旦那)だからメール送ったんやと思う。

(蘭)そう。「ネットカフェから今急いで打ってます」と。「もう心が痛いです」って言っててん、ゆうきは。「心臓が俺は今痛いです」と。

(旦那)あははは(笑)それは、あのー…

(蘭)もう動揺しすぎていたい、みたいな。

(旦那)あの、間違えたことに対して。

(蘭)そうそうそうそう。

(旦那)うん。

(蘭)すごい失敗をしてしまって、今は心が痛いんです、みたいな感じで。ブワーって謝罪の文があってんけど、蘭ちゃんもう、「無理!」ってなったら無理やってん。

(旦那)うん。もう100ゼロやからな。

(蘭)そうそうそう。「ああ、もう良いわ。そんな言い訳もういい」みたいな。

(旦那)出た!(笑)

(蘭)もうもしそれがほんまやったとしても、「もういいわ」って。もう嫌やってん。もう。出合い系が。

(旦那)はいはい

(蘭)「もう所詮出合い系やわー」と思って。

(旦那)もう何回も会ってるから。でも失敗して…

(蘭)そう。もうこの人もあかんわ、と思っとった。ほんで、「もうやめよ」って。

(旦那)うん。やめようと。

(蘭)で、もう蘭ちゃんは「もういいですよ、サヨナラ」って返事打ったけど、また再三メールがきた。「そんな事言わずに」

(旦那)お、食い下がったわけやな?

(蘭)食い下がってん。ゆうきが。

(旦那)おお

(蘭)あのー…「もう1回だけ会って下さい!」みたいな感じで。「いやもういいです」ってまた蘭ちゃん断ってんけど。「会わなくていいんで、じゃあもう1度ちょっとだけメールのやり取りだけでもさせて下さい」って来たわけ。

(旦那)おん。

(蘭)で、無視しとってん、蘭ちゃん。

(旦那)うん。

(蘭)無視っていうか、悩んどったんよ。「どうしよっかな~」って。その時にお母さんに言ったわけ。初めて「出会い系をしてる」と。

(旦那)うん

(蘭)お母さんはそういうの毛嫌いするタイプやけど、思い切って、蘭ちゃん悩んでたから。

(旦那)うん。、何に悩んでたん?

(蘭)え、「ゆうきどうしよう」って。

(旦那)ああ、俺に対して?

(蘭)「どうゆう返事をしたらいい?」って。

(旦那)ああ。切ったんじゃなかったの?

(蘭)切ってないねん。そこは多分運命やと思うねんけど。お母さんに相談したわけ。お母さんに…出会い系はお母さんは嫌がるから絶対言わんかってんけど。

(旦那)いやそれはさ、あの、お姉ちゃんに言うんじゃないの?そこは。

(蘭)いやお姉ちゃんと一緒に住んでないから。

(旦那)あ~そうか。

(蘭)そう、その時たまたま夏休みで来てたわけ。キッカケの時は、最初の。

(旦那)ああ、ああ。でも電話で相談出来るやん?

(蘭)うーん、まあでも蘭ちゃんはお母さんの意見を一番にするから。

(旦那)まあ、アレやな?お母さんとずっと…二人三脚で治してきたから…

(蘭)そう。その時はもうベッタリやったから。

(旦那)うん。

(蘭)お母さんに、珍しく相談したんや。その、出会い系のことを言わへんかったのに。

(旦那)はいはい。

(蘭)何故かそういう気になって、言って。で、「今まで5人くらいと会うてんねん」って言って。で、今日こういうことがあって、もう嫌になってんけど、この人がメールを何回か送ってくれてると。で、私はどう決断したらいいんや?っていう事でお母さんにメールを全部見したわけ。その謝罪文を。

(旦那)うん

(蘭)ほしたらお母さんは、「この人はすごくいい人やと思うよ」って言ったわけ。一言。

(旦那)うん

(蘭)「え、なんでそんな事思うの?」って言ったら、「すごい心がキレイやと思う」みたいな。

(旦那)ハハハハハ(笑)

(蘭)「心のそのままを言ってると思う」って言うねん。

(旦那)そうそうそうそう。

(蘭)うん。ホントの事をこの人は言ってると思うよって。何にもウソは無いと思うよって。悪いと思ってるし、って言って。

(旦那)そうそうそう。

(蘭)何や、そうそうそうって!(笑)

(旦那)アハハハハ(笑)

(蘭)だから、「1回だけでも会ってみたら?」って言われたわけ。

(旦那)うん。頑固蘭ちゃんに?ガンちゃんに?(笑)

(蘭)そう!で、お母さんがそんな事言うなんて…って思って、蘭ちゃんは。

(旦那)ああ、出会い系経由…

(蘭)出会い系経由で出会ったのに、そういう相手に対して、「良い人や」と。

(旦那)はい

(蘭)「お母さんが良いっていう人やったら良い人なんかなあ?」と思って。

(旦那)バカだね、あなた(笑)

(蘭)いやもうなんか…

(旦那)自分の判断を、信じられへんかったんや。もうお母さんの意見に従おうと。

(蘭)まあそうやし、10代の頃にしてた恋愛っていうのは、全部親に反対されとったから。

(旦那)ああ、そうなんや。

(蘭)もう蘭ちゃん、今度結婚するんやったら…今度っていうか初めてやけど、結婚するときは親に祝福されたかったわけ。

(旦那)おお。なるほど。

(蘭)親が良いって言う人が良いと思ってたから、すごい真面目になってて、蘭ちゃんは。10代の頃なんか全く親の耳なんか聞かんかってんやけど。

(旦那)うん

(蘭)だからお母さんが「良い」って言ったら、「お母さんは良いんや」と思って、蘭ちゃんは会ったわけ、ゆうきに。それから何回かメールのやりとりをして。

(旦那)おお。

(蘭)その時はちゃんと間違わずに、西口におったわ。

(旦那)俺が?

(蘭)あなたが。

(旦那)イエイ(笑)アハハハハ

(蘭)で、まあ、なんか…「俺は車で来てる」と。

(旦那)車で来てたっけなあ?

(蘭)そう。だから「ドライブの方が喋りやすいかなあと思って」とか言って、なんかドライブしたワケ。

(旦那)あ~…あ、そう。俺、カフェとかなんか…すごい嫌なんよ。

(蘭)うん、なんか運転してて蘭ちゃんが横におったほうが喋りやすいって。

(旦那)うん。と思った。

(蘭)多分考えて車にしたんやと思う。でも初めてのときは電車で来とったやろ?あれ。

(旦那)そうかなあ?

(蘭)うん。会えなかったときね。

(旦那)かなあ?

(蘭)でまあ、車で。蘭ちゃん抵抗あってんや、車とか。

(旦那)そやろなあ。今思ったらそやな。

(蘭)でも、ゆうきを見た瞬間に、第一印象が「あ、信用できるな」って思ったわけ。

(旦那)嘘つけ!(笑)

(蘭)いや多分、お母さんの話も入ってるからやと思うねんけど、でもゆうきの目はキレイやったわけ。

(旦那)ハハハハハ。それは多分、生まれ持ち眼力があるからじゃない?

(蘭)眼力があって、しかもキレイな目に見えてん、蘭ちゃんは。

(旦那)いや、眼力が強いだけやろ、ただ。

(蘭)うーーーん、でもそんなギョロっては見てなかったで?笑っててんけど、ゆうきは。第一印象で。

(旦那)俺その時髪の毛長かったよね?

(蘭)長かって、で本読んでて、蘭ちゃん本読んでるところに「すいません」って言いに行ってんけど。

(旦那)蘭ちゃんだけど。

(蘭)「蘭ちゃんだけど」って言って。その時はまだもえちゃんやってんけど。

(旦那)「もえちゃんだけど」(笑)

(蘭)「あ!」みたいな。ゆうきは今と変わらない感じの対応やったわ。別に驚かず、冷静な感じで対応してたわけ。

(旦那)うん。

(蘭)またその日も雨降っとったんや、すごい。

(旦那)あ、だから車で行ったんかな?

(蘭)そうなん?

(旦那)いや、全然覚えてないけど。

(蘭)すごい雨降っとって、で、駐車場あるからって言って。まあ、なんかあの、ゆうきはなんか信用できそうやったから乗ったわけ。

(旦那)それすごいね、今考えたら。よう乗ったね。

(蘭)そう。いやだからそれだけゆうきの第一印象が良かってん。蘭ちゃんにしたら。

(旦那)そうなん(笑)そんなん分かるもんなん?

(蘭)ほんで…

(旦那)眼力があっただけなん?

(蘭)そう。ほんで、喋って、で、家の最寄駅まで最後送ってくれてん。その日。

(旦那)あ、そのまま、だから、蘭ちゃんの家の方に走ってってん。どこも車で行くとこなかったからさあ。

(蘭)そうそうそう。ほんでまあ、送ってくれて…まあ家まで教えられへんから、最寄りの駅まで送ってもらって。バイバイする時に、蘭ちゃん自分で「蘭ちゃん」って言ってるやん?今も。

(旦那)あはははは、そやなあ(笑)

(蘭)言ってるやん?ほんで蘭ちゃんなんかエピソードを喋っとったわけ。なんかの。その時に、ポロっと「蘭ちゃん」って言ってもうたんや。

(旦那)ああそう。

(蘭)帰り際に。

(旦那)はあ

(蘭)「あーー!!」と思って。「あ、私、蘭って言うんですよ」って。言ってもうたんや。

(旦那)そうなんや、へ~。

(蘭)もう言っていいわと思って。「多分この人は二回目会うわ」と思ったから。言って、「ああ、俺はゆうきって言うねんけど、めっちゃ難しい字やねん」って。

(旦那)ああ。へ~。

(蘭)「また後でメールするわ」って言って。で、その時はまだケータイも交換せんと帰って。で、その時に帰って、パソコンでのやりとりでケータイ番号、アドレスとか、本名とか、っていう。まあほんで、何回かデートを重ねたわけな。

(旦那)っていうのが馴れ初めか。

(蘭)そう。ほんで、まあ付き合うっていう日になるまで、2回くらい会うたんかな?いや、1回か2回か。

(旦那)うん

(蘭)その時全部ゆうきが払ってくれた。お金。

(旦那)あ、そうなんや、へ~。

(蘭)そう!そやねん。

(旦那)うん。まあそんな大した額じゃないからなあ。

(蘭)大した額じゃないけど、まあ気持よく払ってくれてたわけ。

(旦那)うん。

(蘭)当たり前のように。

(旦那)さすが!

(蘭)さすがゆうき君。

(旦那)アハハハハ(笑)

(蘭)蘭ちゃんには高得点やったワケ。

(旦那)ああそう、払ってくれる人は。(笑)

(蘭)そうそうそう。で…何か付き合う前に、ゆうきがいきなり手繋いで来たんや。

(旦那)ああ、そうやったっけ?

(蘭)そう。「なんやねんこの人!」って一瞬思ったわけ。

(旦那)エロいと、コイツは。

(蘭)エロいっていうか、「あ、チャラいんかなあ?」って。一瞬思ってんけど…「ええやん別に」ってゆうきが言ったわけ。

(旦那)ハハハハ、何の根拠に(笑)

(蘭)なんか結構男らしかってん。その時は。

(旦那)どゆこと?今は違うの?

(蘭)あのー、肉食系やってん。

(旦那)ああ、ほんまあ!へ~。

(蘭)そう。あのー…「行くでー!」みたいな感じで引っ張ってくれる。

(旦那)ちょっと待って、今は違うの?

(蘭)今はしょっちゅうウサギやん(笑)ネズミくんやん今(笑)

(旦那)ああそう(笑)ネズミって(笑)

(蘭)いやほんで、いざ「付き合いましょう」って言われた日に、蘭ちゃんはずっと前からメールしてた時に「隠してることがある」って言っとってん。

(旦那)ああ

(蘭)隠してるっていうか、まあ結局それって摂食の話やねんけど。自分はそういう経験をしてて、こういう食生活やっていうのを、ゆうきに付き合う前に確認したわけ。「そうやけどいいんですか?」って。ほしたら「全然いいよ」って。

(旦那)そやな。その時俺は、なんかエライ引っ張ってたから、もっと重大なことやと思ってたわけよ。「私は妊娠できない体です」を言われると。

(蘭)あー、逮捕歴があるとかな。

(旦那)逮捕歴やったら別に構わないけど、「妊娠できない体です」っていうふうに言われたら、あのー…ちょっと話し合いがだいぶいるなと思って。っていうことを考えてたわけ。

(蘭)っていうことは、ゆうきは結婚相手を探してたん?ゆうきの事も聞きたいわ、蘭ちゃん。なぜそれに登録しとったん?

(旦那)え、もちろん出会いを求めるために…

(蘭)え、それはもうずっと前からなん?蘭ちゃんとメールする前から?ゆうきも誰かと会うたん?

(旦那)俺はもともとネットに抵抗なんて全く無くて。

(蘭)え?じゃあ何回か会うたん?誰かと。

(旦那)何回か会ってるし、俺ダラダラずっと、いろいろなんか…なんて言うんかな?

(蘭)出会い系はしてたん?

(旦那)出会い系だけじゃなく、なんか他もいっぱいあるし、ネットサービスとか。出会い系も含めていろいろ俺やってたし、もともとパソコン触る…

(蘭)mixiもやってたん?

(旦那)mixiとか…そんとき無かったんちゃうかな?

(蘭)え、てことは蘭ちゃんと会う前に何人かは会ってたってこと?

(旦那)会ってたねえ

(蘭)ああ、でも、なんか言ってた!「うつ病の人にも会ったことあるで」って言ってたわ。

(旦那)え?!そやったっけ?…ああ!そんな人もおった気がする。

(蘭)うん。え、それで上手くいったことは無かったん?付き合えた人もおったん?

(旦那)おったと思うで。

(蘭)ふーん。

(旦那)え、てか、俺もっと若いときから出会い系とかやってたから。

(蘭)あ、そうなんや。

(旦那)だって俺10代の頃から多分やってた。

(蘭)すげえな!

(旦那)だってパソコン使うの早かったから。

(蘭)いやでもなんでリアルで出会わへんかったん?

(旦那)出会ってたで?

(蘭)リアルでもネットでも出会ってたってこと?

(旦那)そうそうそういう事

(蘭)あ~。てことはゆうき君は相当遊び人やったっていう感じやね。あはははは(笑)

(旦那)そんな遊んでは無かった。遊んではなかったけど…

(蘭)まあ女の子を求めてた?

(旦那)女だけじゃなかった。

(蘭)ああそうなんや。オカマも居た?

(旦那)オカマ(笑)いやそういうのじゃなくて、出会い系っていうのは女限定やん?

(蘭)あ~。

(旦那)あの、男との出会いというのもネットで探したりしてたし、なんかコミュニティとかにも出てたで。

(蘭)そうか。じゃあ蘭ちゃんと出会ってからは無いってこと?

(旦那)蘭ちゃんと出会ってから…ああ、それは無いよ。うん。

(蘭)あ~。そうそうそう。ほんで「付き合いましょう」ってなった時に、「じゃあそのメールも脱退してくださいね」って言ったわね。「その出会い系も脱退してね」って蘭ちゃんが言って、目の前で脱退してもらったワケ。

(旦那)そんなんあったっけなあ?

(蘭)あってん。もう蘭ちゃんそん時すごい信用が必要やってん。なんか知らんけど。

(旦那)あ~、その時それ摂食とは多分…分かって無かったと思うわ。

(蘭)でも言ったで?「摂食障害って知ってる?」って言ったら「ああ、なんとなく拒食症とかともさかりえ?」みたいな感じの話をしてたわ。

(旦那)ウソー(笑)

(蘭)いやそんな簡単なもんじゃなかったけど、蘭ちゃんは。いや、でもその時にちゃんと受け入れてくれたんや。ゆうきは。「良いですよ」って。

(旦那)そうやな。だって、ハードル上げてあげてそれかよ!って思ったから。

(蘭)やし、別に見た目も蘭ちゃん普通に戻ってたわけ。今くらいやったわけ。

(旦那)そやなあ。それはあるわ。蘭ちゃんが過食嘔吐してたらそれは分からんかもしれんで。

(蘭)そう。そやし、別にゆうきの前でも、食べたりしててん。蘭ちゃんは。

(旦那)そやな、そこまで偏食じゃなかった気がするわ。

(蘭)まあ少量やけど、食べたりはしてたわけ。頑張って。見せんかってん、本当の自分を。

(旦那)まあ時間の縛りはきつかったけどなあ。

(蘭)え、それもでも言わんかってんや。

(旦那)ああそう(笑)

(蘭)まあ、そんな感じです。馴れ初めは。

(旦那)なるほど。よく分かりました。よう覚えてんなあ、蘭ちゃん。俺全然覚えてないわ(笑)

(蘭)蘭ちゃんめっちゃ覚えてんで。全部言えるでゆうきと付き合ってる時のことも。

(旦那)ほんまあ。

(蘭)そう

(旦那)それはまあ、追々機会があれば…

(蘭)まあだから、一番のキッカケは…あの、お母さんやな。お母さんが言わんかったら蘭ちゃんはもうサヨナラやったし、しかも、何回か別れそうになった時があってん。ゆうきと。何回か蘭ちゃん「別れよ」って言ってん。付き合ってる時に。

(旦那)100ゼロやったからなあ。

(蘭)100ゼロやったから、「もう良いです別れましょう」っていうのが、まあ3回くらいあってんけど、全部お母さんが止めてるからね。

(旦那)ハハハハハ。さすが(笑)だって俺、蘭ちゃんち初めて行って、お母さんに会って、で、最初に言われたんが…なんやったかな?「よく離さないで居てくれたね!ありがとう!」みたいな感じのこと言われて(笑)

(蘭)ああ、そうなんや(笑)だから、お母さんはなぜか知らんけどすごい気に入っとったワケよ。ゆうきのこと。会ったこともないのに。だから、お母さんが全部止めてたから蘭ちゃんは思いとどまってたわけ。

(旦那)じゃあお母さん様様じゃないですか。

(蘭)そやね

(旦那)まあこれ聞いて、「あ、ネットの出会い系しよ」って思う…のは別に構わないねんけど。

(蘭)でもこれで、蘭ちゃんの友達は今やってるからね。

(旦那)あそっか。あのー、俺は男やし、結構注意深い人間やから、ずーっとダラダラやってて経験もかなりある…

(蘭)え?なんか引っかかりそうになったことあるん?

(旦那)てかそんなんすごい察知できるから。

(蘭)じゃあ蘭ちゃんをぱっと見た時どうやったん?「あ、この子は遊びじゃないな」と思った?

(旦那)「ああ、天然やなあ」と思った。

(蘭)なんで分かんの、そんなん(笑)

(旦那)分かるよ!(笑)

(蘭)いや別に天然じゃないけどね。

(旦那)で、だから、女の子とかやったら、なあ?今は出会い系とか普通なんかもしれん。mixiとか、SNS…FacebookとかTwitterとか使って。でも、もしものことっあるからな。

(蘭)うん。

(旦那)だからよーく考えて使って欲しいと思うな。

(蘭)そうやな。でもその出会いの手段としてはアリやね。

(旦那)イヤ全然ありやで。

(蘭)蘭ちゃんなんか給食で働いてたらほんまに出会いがないねや。そういう人多いと思う。

(旦那)いまどき抵抗あるか?まだネットに。

(蘭)いや、出会い系はあるんちゃう?あの、Facebookとかはしらんけど…

(旦那)そっちのが危ないでな。Facebookとかでも業者とかめっちゃ入ってるし、危ない人いっぱいおるからな。

(蘭)蘭ちゃんが入ってた、その出会い系は男の人はお金払わなあかんやつやってんな。

(旦那)そうやったっけ?

(蘭)そう!女の人は無料やけど。

(旦那)あ~。あ、じゃあ結構レアやわ。

(蘭)男の人は多分本気の人が多い。本気っていうか、ちゃんとお金払ってるから。

(旦那)払ってたかなあ…。多分それやったら、俺やってた時期ってすごいレアやと思う。

(蘭)どゆことそれ?

(旦那)そんなお金払ってやってた時期って、ほとんど無いもん。

(蘭)え、じゃあその時は、ちょっと本気で探してたってこと?

(旦那)いや~…多分試しにやってたんやと思う。

(蘭)ああ、そうなんや。

(旦那)もうほとんど試しでいろんなとこに手出してたから。グッチャグチャやったもんパソコンとか。

(蘭)なるほど。

(旦那)でも、お金払ってやってたってことは、ある程度真剣にやってたと思う。

(蘭)3000円くらい。

(旦那)月3000円か。それは多分お金払ってるから、そこは真剣にやってたと思うで。

(蘭)うん。

(旦那)だって文章も長かったわけやろ?

(蘭)長かった!こんな蘭ちゃんの文章に対して、すごい…

(旦那)こんなに書けるんかと(笑)

(蘭)そう!しかも、ゆうきは賢いなあって思ったのが、蘭ちゃんがそういう返事しか出来ないもんやから、「じゃあ、質問形式でメールしよか?」って言ってくれてん。

(旦那)あはは。あ~。

(蘭)一人5個くらい用意して、質問を。

(旦那)あはははは

(蘭)それに対してお互いが答えていくっていうやり方でやってみよう、みたいな感じで。「ああ、この人オモロイなあ」と思って。蘭ちゃんは。

(旦那)うそー、めっちゃウザいやんそれ(笑)

(蘭)そう、その時に、蘭ちゃんは「自分は言えないことがある」っていうような事を言っとったワケ。

(旦那)あ~、なるほど。

(蘭)そしたらその返事に対してのゆうきの5個の質問があって。

(旦那)うん

(蘭)「それはどのくらい言えないことなのか?」とかな。なんか、そういう、ソッチ系の事なのかとか、なんか色々な質問があって、全部それも蘭ちゃん答えとって。

(旦那)へ~。

(蘭)そう。「それはもう、ちゃんと付き合ってからじゃないと言えません」みたいな感じで。

(旦那)へ~、なるほど。じゃあ、まとめて終わって下さい。

(蘭)はい。だからまあ、あのー…

(旦那)あ、バーガーキングあるやん。

(蘭)ほんまや、ここにする?

(旦那)せえへん。

(蘭)はははは(笑)…まあ、今のところはうまい事いってます。

(旦那)なんの話(笑)

(蘭)え、蘭ちゃんらは。

(旦那)ああ、そやなあ。

(蘭)あの、よく「幸せそう」って言われるけど、あのー…ケンカする方が多いです。どちらかと言うと。

(旦那)そんな事はないけど(笑)ケンカは多いで。

(蘭)うん、でもケンカして、こう仲良くなっていってるっていう感じなんで。

はい、じゃあサヨナラ~♪

文字起こしライター

noripiyo

ペンネーム:のりぴよ
年齢:1989年生まれ
性別:女
好きなもの:鳥

高校の時に始めたダイエットがキッカケで拒食になり、その後→過食→過食嘔吐まで経験しました。摂食障害を抱えてた数年間はたくさん葛藤したり一喜一憂したりと色々と経験しましたが、そのいろんな経験という人生のパズルを積み重ねていくうちに、だんだん「摂食の症状に頼ろう」っていう気持ちが無くなって、24歳の頃にきっぱり摂食さんを手放しました\(^o^)/そんなかんじで一応、克服した人っていう設定です(笑)詳細はコチラ

初めての方へ

はじめまして。蘭と言います。1983年生まれ、現在は旦那さんと娘と息子の4人家族で神戸に住んでいます。その前までは、5年の過食嘔吐、嘔吐を辞めて完治するまで9年。全部で14年かけて摂食障害を克服しました。このサイトでは、皆の摂食障害体験を共有するアンケート、摂食障害経験者によるコラム、自由に書き込める摂食障害のための掲示板を管理しています。