摂食障害と蘭 Eating Disorder Ran

[摂食障害心の気づき]克服すればより幸せになれると思いますか?

摂食障害は治らないと幸せになれないのか、それとも背負っていく方法でもいいのか。

文字起こし

(文字起こしはのりぴよさんにまとめてもらいました。)

(蘭)最近来たアンケートで、「うわ、これやー!」って思ったんがあって。
その、やっぱり、別に背負っって生きていくって言う人もおんねんけど、蘭ちゃんみたいに「治らないと幸せになれない」って思ってる人がおって。アンケートでな。

(旦那)うん。…おるん?

(蘭)それはなんでかって言ったら、蘭ちゃんもそうやってん。それを言われて「あ、それあったわ!」って思ってんけど、やっぱりなんかあっても、ずっと過ごしてても、どっかに後ろめたい部分をずっと背負ってんねん。しこりのようなものが。

(旦那)うん

(蘭)それが、外れたら幸せやん?やっぱ。

(旦那)うんうん。

(蘭)だからその、外れるっていうのは、イコール摂食障害を100%克服できるっていうことやったから、あのー、蘭ちゃんは治せてよかったと思ってる。実際問題。

(旦那)うん。

(蘭)うまいこと書いてるな、って思って。アンケートで。

(旦那)うん。それは、やっぱり、極端にそれは考えてるで。そのしこりが治れば、うまいこと行くっていう風に思い込んでるわけやろ?

(蘭)いやまあ、それはな、他にいろいろ問題は出てくるのもあんねんけど、やっぱり摂食障害っていうのは、自分がやったことで、自分が生み出したことやから、あのー、自分次第でどうにかなることやん?これは。

(旦那)うん。…今蘭ちゃんが必死に説明してんのも、それだけ重要なことやねんっていうのを伝えたいんやと思うねんけど、けど他人から見たら、ひとつの悩みであって、そんな極端に考えることじゃないからな。それが治ろうが治らまいが、他でもいっぱいあんねんから、そのしこりなんか抱えて生きてるのが普通やし、それをどんどん慣れて…

(蘭)いや蘭ちゃん、今しこり無いもん。

(旦那)シコリがあってもなくても、どうせ生きていかなあかんねんから。

(蘭)いやまあ、生きていかなあかんねんけど、やっぱり、すごいなんか…なんて言うんかなあ?秘密っていうか、そんなおおっぴらに言える人じゃなかったから、昔は蘭ちゃん、自分が摂食障害でしたとか。ゆうきと会うまではな。隠してたから、どちらかというと。

(旦那)うん。

(蘭)だからそういう隠してることがずっとあるってしんどいやん。

(旦那)まあ、しんどいなあ。

(蘭)しかも生活に影響が出てくるようなことやから、蘭ちゃんの話は。食事とかな。

(旦那)うん。そうやな。

(蘭)だから、それが、ずーーっと持っとくってしんどいやん?

(旦那)しんどいなあ。

(蘭)うん。

(旦那)だから、人生で、あの、人より劣ってる、不利益を得られてるって思い込んでしまうねん。

(蘭)うん

(旦那)実際不利益を被ってるわけやねんな、多分。人生の中で。それは、まあ、摂食障害やから、食関係でうまいこといかんっていうのがある。

(蘭)だから、かなり人生のうち半分くらいは損してる・・・

(旦那)損してると思ってるやろ?それを思ってたら…!

(蘭)思ったら絶望やねんけど、前にもその話したけど、どうやって向き合っていくかっていう話になった時に。それを考えたら絶望すんねんけど。でもそこで、「いやそんなこと無いやん」っていうメリットを、いっぱい見つけてきたり、開き直ってみたり、するわけ。してたわけ、蘭ちゃんは。

(旦那)まあたしかに損はしてると思うねんけど。なんて言ったらいいんかなあ?…損するもんやし、人より幸福…ではないから。

(蘭)でも、いっぱい色んなもの食べれて、いろんな人と社交的にご飯食べてとかいう人見るとすごく羨ましいって思ったり、するときもあった。

(旦那)いや、思うやんな。俺だって、違う面でやで?そういう羨ましいとか、あるけど…それを考えちゃうと、悪循環になるから…考え方が間違ってるよな。

(蘭)なんて言うんかなあ…そのゆうきが羨ましいって思うのと、摂食障害の人が羨ましいって思うのは全然違うねん。だって、絶対できひんって思うから。

(旦那)うん、だから極端に考えてるんやん。

(蘭)摂食障害の悩みっていうのは、これがあることによって絶対できないよね、っていう。でも、これはもともと摂食障害という病気を持ってない人にしたら、ちょっと努力すればできることやん?人と食事行って社交的に喋るって。

(旦那)うん。

(蘭)でも摂食障害やったら、人と食事も出来へんし、おんなじもん食べられへんし、そこをまずクリア…もう0以下におるから。

(旦那)っていう風に思い込んでるんやん。じゃあ。

(蘭)思ってるよ。

(旦那)あ、じゃあ思っててもいいし、実際そうなんかもしれん。

(蘭)うん

(旦那)それを、人より上に行こうと思ったり、しようという考えが間違えてんじゃない?

(蘭)まあ上っていうか…まず、食べられないとクリアできない。人と絡む前に。とりあえず普通に食事ができるようにならな。

(旦那)それを目標にしちゃってるからじゃない?

(蘭)まあ、そらそうやな。

(旦那)それが幸福…実際多分謙虚やから、「普通の生活がしたい」っていうふうに言うわけ。実際は人より上を行きたいと思ってんのに。で、そこを、目標にしちゃうから、それが「絶対良い」と思い込んでるし、そういう人生じゃないとあかんし、そういう人生を送る資格を私は持ってると。特別やというふうに思い込んでる。…っていうのは間違えてんじゃない?

(蘭)うーん。まあたしかにそこまで社交的までは目指してはないねんけど、とりあえず普通に食事したい。っていうのはあるよね。

(旦那)っていう、あれや?バリヤでごまかしてるだけやわ。うん。実際それは謙虚に言ってるだけで、ほんまはもっと違うし、そういう考えが間違えてると思うで、俺は。

(蘭)じゃあどうしたらいいん?

(旦那)じゃあどうしたらいい…?もう不利益を被ってんのは、もうそれはしょうがなし、認めるしかないよね。不利益を受け入れるしかないよね。自分が幸福に…生きる努力は他でできるから。摂食障害が治れば幸福になれるってわけではないから。関係ないから、それは。

(蘭)いやでも、それを抱えたままなにかで成功して、こう…すごい誰からにも評価されたとしても、多分、抱えてるものが大きいから。

(旦那)え、それ、大きくしてんねん。大きくしてるから悪いねん。そこを。そこを小さくしていかんとあかん。

(蘭)いや、やっぱりな、人間は3大欲求があるやろ?性欲、食欲、睡眠欲?やっぱそこの1つが大きいやん?やっぱり。

(旦那)いや、それも思い込んでるわ。

(蘭)それが欠陥っていうか…

(旦那)だったとしても、それを小さくしていく必要がある。で、他で努力して、幸福を考えていく努力をしてない。

(蘭)いや、多分な、大きいと思うわ蘭ちゃんは。

(旦那)それ大きくしてんねん

(蘭)いやだってな、性欲で問題を抱えてる人だって、色んな問題があるわけやん?性に関して問題を抱えてる人で、犯罪犯したりする人もおるし、なんやろ?親とうまい事行かへん人もおるし…だからやっぱ、この3大がどこか欠陥があったら、なんやろ?生きていくのが難しいと思うで。蘭ちゃん。

(旦那)うんもちろん、難しいかもしれん。物理的に。けど、だからって…

(蘭)だから他の部分で成功したとしても、あのー…それは嬉しいやろうけど、やっぱりどこか引け目があるっていうか。

(旦那)いや、でも引け目があってもいいし、それが王道のやり方やと思うで。その違うやり方をするから悪循環になんねん。そゆこと。大きくしすぎてんねん、自分の中で。実際に大きいんかもしれへんけど…

(蘭)いやそんな客観視できひんわ。

(旦那)やろ、だから客観視していこうってことやん。大きくしすぎてんねん、自分の中で。

(蘭)じゃあそれはゆうきは出来るん?

(旦那)うん、自分でやる。ことをするよ。自分がそうなった時は、絶対他人から見たらちっちゃい事やし。実際大きい問題かもしれんけど、自分でいちいち膨らませる必要はないよね。その現実の大きい問題で止めといたらそれでいいやん。

(蘭)じゃあ実際自分で膨らますっていうクセは蘭ちゃんはあるな。

(旦那)実際それもそうや。俺がこういうふうに正論を言ってしまうと、やっぱり「でも」って返したくなるやろ?

(蘭)いや、認めたやん、いま蘭ちゃん。そういうとこあるね、って。

(旦那)…っていうふうに言ったらまた反発してるやろ?だから、「でも」「でも」って自分を特別な感じにもっていきたいわけ。

(蘭)かなあ

(旦那)そう。いや、抱えていくのは抱えていっても良いんじゃない?てか実際そうなるしか方法がない場合もあるからなあ。完璧に完治するとかって…そりゃ摂食に関しては完治するんかもしれんけど、性格自体はそんなに大きくは変われへんと思うからな。

(蘭)そうやな。蘭ちゃんもそうやと思う。依存体質があるから。

(旦那)だからそういう面を全体的に縮めて縮めて行って、他を大きくして努力していかな。ここを疎かにしてるからなあ。言い訳つけて。ここがでかいからっていうのを…

(蘭)なんでかって言ったら、見えへんからやん。そこしか。

(旦那)だから、大きくして動かれへんっていうふうに…っていう盾をしてるわけやろ?要するに。言い訳をしてるわけやん。

(蘭)そう。だから摂食障害だって、自分次第で良くなれるのに、それが出来ないっていうのはみんなそうやねん。見えないねん。

(旦那)うんだから、この動画を聞いたら、それを今客観視して見れてんから、小さくして、他を大きくしようねっていう。

(蘭)うんでも、その…摂食障害が治らなければ、他にいけないっていう人もいっぱいおる。蘭ちゃんみたいに。

(旦那)行けない。行けないから、ちっちゃくしようって事やん。消せるなんかなかなか難しいから。例えば友達作るにしても、その部分が大きいウェイトを占めてるわけやろ?

(蘭)あ、まあでも蘭ちゃんもそうやったかもしれん。

(旦那)うん。

(蘭)その9年間のあいだの後半部分っていうのは、あのー、徐々に他にも目を向けてきたから、そっちも徐々に良くなってきたっていうのはある。実際問題。

(旦那)そうそうそう。だから他の面っていうのは、自分の人生を幸せにするためにやる努力のことなんよ。

(蘭)そうそうそう。だから人と絡むとかな。どっか行くとか。

(旦那)たとえば友達作ろうと思った時に、その人を見る時に、摂食障害の事が大きかったら、そればっかりで接してしまうから。

(蘭)うん、でも最初はそれでも良いと思うで。

(旦那)友達できへんで、それやったら。

(蘭)まあでも蘭ちゃんも最初はそうやったで?自分を優先した上の友達やったから。その融通がきかんかったらちょっと無理。

(旦那)まあまあまあ、そういう人も、親友的なんがおったらスゴイ楽やけどな。

(蘭)親友もそうやし、新しく出来る友達にしても…

(旦那)だから100ゼロで、深く付き合うか、もう浅~く付き合うかしか出来ないわけやろ?あいだってのが、グレーってのが無いわけやん?普通っていうのはグレーってのはいっぱいあるし、あるもんやねんけど、それが出来ないわけやん。

(蘭)そうやなあ

(旦那)これが大きかったらグレーができにくい。ちっちゃくして、他を大きくしてグレーをいっぱい作ったら、面白い人生になっていく。

(蘭)かなあ?

(旦那)いや、分からんでそれは。やり方はいろいろあるで。今は、その友達とか知り合いとか作るのに当てはめたけど、他の面でも、何するにしろ黒白黒白で考えてやっちゃうワケよ。グレーを作らんワケよ。

(蘭)まあ確かに人を見るときにこう、1個でも嫌やと思ったら嫌やからな。

(旦那)やろ?

(蘭)最初ね。最初は、やで。「ああ、この人無理」って思うわけ。

(旦那)人間なんか特にそうや。人間関係なんか特にそうやけど。そんな事を考えてしまったら、もうしんどくてたまらへんよね。多分グチャグチャになっていく。まあまあ、そういうクセを持って、性分を持ってる人ってうのは多いっていうか、摂食障害にしても多いと思うねんな。

(蘭)うん。

(旦那)それはしょうが無い部分もあるけどな。それは性格やから。ただ、意識はできるわけやん。

(蘭)うん。

(旦那)そうですか?なんかアッチコッチ行ったけど。

(蘭)うーん…。

(旦那)だから、俺は、そのSNSで30代の人らとかっていうのは、抱えながら生きてるわけ。もう多分、しこりが取れたらそらもちろん良いけど、もうそんなん何十年って抱えてんねんから、しこりをバーンって取ることなんておそらく出来へんと思ってるけどね。

(蘭)いやでもな、蘭ちゃんところに来る人って、やっぱ治したいからくるんじゃ無いの?だってそんなん抱えて楽しく生きていこうっていう人は、蘭ちゃん、そもそもここに来ないと思うし。サイト自体も見いひんと思う。やっぱどっかで克服したいから…

(旦那)うん。もちろんそうやと思う。あと、その解決法を考えたいと思ってる。

(蘭)上手く付き合う方法とかな。

(旦那)やっぱりな、SNSやったら、もちろん実感は無いんかもしれへんけど、一応孤立をちょっとは緩和さしてくれるわけやん。

(蘭)まあ共感は得られるからな。

(旦那)暇つぶしにちょっと使えるワケやん。そういうのに、参加してるってのは、結構大事やと思うで。知らんけど。

(蘭)半分くらいは摂食障害の話じゃないもんな。SNS。

(旦那)個々ね。

(蘭)うん、どっか行ったーとかな。

(旦那)だからそういうふうなまったりした感じが良いと思うねんな。

(蘭)うん。

(旦那)どうですか?そんな感じですか?

(蘭)そうですね。

(旦那)はい、さよならー。(笑)

文字起こしライター

noripiyo

ペンネーム:のりぴよ
年齢:1989年生まれ
性別:女
好きなもの:鳥

高校の時に始めたダイエットがキッカケで拒食になり、その後→過食→過食嘔吐まで経験しました。摂食障害を抱えてた数年間はたくさん葛藤したり一喜一憂したりと色々と経験しましたが、そのいろんな経験という人生のパズルを積み重ねていくうちに、だんだん「摂食の症状に頼ろう」っていう気持ちが無くなって、24歳の頃にきっぱり摂食さんを手放しました\(^o^)/そんなかんじで一応、克服した人っていう設定です(笑)詳細はコチラ

最後に

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初めての方へ

はじめまして。蘭と言います。1983年生まれ、現在は旦那さんと娘と息子の4人家族で神戸に住んでいます。その前までは、5年の過食嘔吐、嘔吐を辞めて完治するまで9年。全部で14年かけて摂食障害を克服しました。このサイトでは、皆の摂食障害体験を共有するアンケート、摂食障害経験者によるコラム、自由に書き込める摂食障害のための掲示板を管理しています。