摂食障害と蘭 Eating Disorder Ran

[摂食障害と対人関係療法]第3回「なぜ治療をしようと思ったのか」

「摂食障害と対人関係療法」というテーマでかきのすけさんに連載コラムを書いていただいてます。連載の一覧はコチラ

第3回 なぜ治療をしようと思ったのか

そもそも、なぜこうして自分で調べるほど病気を治そうとするようになったか

症状の真っ只中にいた時、私は過食嘔吐は理由もわからずやってくるもの、いつ何時やってくるかわからない恐ろしいものでした。

その為、何を、何時に、どれだけ食べていいか全くわからず、とにかく毎日が怖かった。どれだけお金を使ってしまうか、これも食事の恐怖に輪をかけて私を不安にさせました。スーパーやコンビニに行っても、何をどれだけ買っていいか全くわからず、1時間以上そこで悩む、なんてのもよくありました。

こうなってくると、全てが不安。その為友達との交流も一切しなくなった。いつご飯食べに行こう!って誘われるかもわからない、と思うと怖い。毎回断る事もできないし、そもそも断れない私は、また皆との食事の後に、多額のお金と深夜までの時間を浪費して過食嘔吐をしなきゃいけない。まっぴらごめんだ。

病気の事なんて恥ずかしくて誰にも言えない。勿論、家族にも。恋人ともお別れした。

仕事して、帰りに毎日、過食嘔吐。家族が寝るまで、車の中で過食して、家族が寝た頃に帰り、誰にも見られないように過食嘔吐。ずっと一人ぼっち。本当に寂しかった。ずっと辛かったのに誰にも言えなかった。

しかし母の入院で、そうもしていられなくなった。理由も鬱になり自分で手首を切ってしまったから。これが自分にとっては本当に大きい出来事でした。

入院ということで、放っておけないのは勿論、家族がいなくなるかもしれない、それがどれほど辛いかを感じたから。これが病気を本気で治そうと思ったきっかけだったと、今となっては思います。

なので私自身、こうして対人関係療法が、、とか言ってますが、皆さんにそれぞれのタイミングがあるのかもしれない、そして合う合わないもやっぱりあると思います。あくまで、これは私の一体験談として読んで頂けると幸いです。

次回からは、再び治療について書いていこうと思います。

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執筆者

dancer

名前:かきのすけ

はじめまして。10代の頃からダイエットをきっかけに、過食、過食嘔吐になり35歳で、今も治療を続けています。私は対人関係療法という期間限定の治療を受けました。過食嘔吐自体はなくなっていませんが、心持ちの変化は沢山ありました。個人的に学んだ事や心の変化を書いていきたいと思います。宜しくお願いします(^-^)詳細はコチラ

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初めての方へ

はじめまして。蘭と言います。

1983年生まれ、現在は旦那さんと娘と息子の4人家族で神戸に住んでいます。

その前までは、5年の過食嘔吐、嘔吐を辞めて完治するまで9年。全部で14年かけて摂食障害を克服しました。

おこがましいですが、その経験を活かし、渦中にいる方のお手伝いを旦那さんと2人でしています。

お手伝いと言っても、専門家や医師ではないので、カウンセリングや、診察など出来ませんが、その他の方法でいろいろやっています。つづきを読む。


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